【名称】不明
【所在地】勝浦市部原/夷隅郡御宿町七本
【竣工】不明
【延長】約20m(目測)
【幅員】約2m(目測)
【高さ】約2m(目測)
2014年12月15日訪問
昨日の記事から4ヶ月後、再び七本へ。今度はまきき氏と一緒だ。昨日の(仮称)杉ノ谷第三隧道へ至る道。昨年秋に続けてやってきた台風の影響か、大きな杉の倒木で道は塞がれていた。
隧道は前回と変わらぬ様子。もちろん本日のお題はこちらの隧道ではない。
(仮称)杉ノ谷第三隧道の閉塞地点から来た道を見下ろす。
そして今回のお目当てはこの左斜め先の道を行ったところにある。
まきき氏の言うままに山の斜面にある森林作業道のような所を進む。
この道はYahoo!やGoogleの地図には記載されていない。この先の写真を見てもらえば解るが、すでに道としての役割は終えている。
(この地図は、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したものです。)
冒頭のYahoo!の地図では解りにくいと思うので、今昔マップから作成した地図を掲載する。
左が1972年~1982年の地形図。右が現在の国土地理院の地形図だ。後者の赤丸部分に小さく隧道の記号が記されている。
100メートルも進むか進まないかのうちにこんな高さまで登ってきた。
隧道までは1キロもないはずなのだが、難儀しそうだ。
この辺りなど、それと知らされなければ道には見えない(^-^;
やがて掘り割り状の地形が現れた。おそらく路盤跡なのだろうが、雑草が群生し、その上に杉の倒木が折り重なるようにして倒れている。とてもじゃないが、前進できないので、たまりかねて、この先は路盤から離れて左手の小高い部分を進んだ。そちらでも半ば藪こぎが大変で写真は撮り忘れてしまった(^-^;
ずいぶん長いこと藪と格闘したような気がしていたのだが、写真のタイムスタンプを見ると10分程のことだったらしい。やがて道の状態は劇的に改善した。のだの人氏の言うところのツン区間からデレ区間への切り替わり。助かったぁ。この先、時折倒木はあったものの、隧道まで概ね道の状態は良好だった。
ここなど、このままでも遊歩道になりそうな素敵な状態(前後が大変なことになっているがw)
そして、(仮称)杉ノ谷第三隧道を後にして約30分後、いよいよ目的地へのカウントダウンが始まった(パノラマ合成)
隧道登場!
ところがここで、軽い恐怖体験。前方からイノシシの鳴き声が聞こえてきたのだ( ;・∀・)ハッ
思わず足がすくんだ。振り返るとご機嫌なまきき氏が。そうだ、いざとなったら、まきき氏を生け贄としてイノシシに差し出して逃げよう( ̄ー ̄)ニヤリ ということで、方針も決定して隧道に。
※ちなみにイノシシの声は谷の向こうから発せられているようだった。
南側坑口。
縦横各2メートルといったところだろうか。
よかった、閉塞してなさそうだ。このまま元来た道を帰りたくなかったので、ホッとした。気がついたら日暮れまであまり時間がなかったので、かなり心配になっていたのだ。
南側坑口から内部を望む。
内部は細かい崩落が進んでいるようだ。
内部から見た南側坑口。
隧道の中央部分の崩落。
ちょっと頭が涼しくなってきた(^-^;
北側の坑口は埋まりかかっている。今のところはなんとか通り抜け可能だが、いつまで大丈夫かなぁ。この写真はもう1年前なので、ひょっとしたらもう・・・(汗)
坑口を這い出る。
続いてまきき氏も。
南側坑口(パノラマ合成)
北側で再び道は荒れ出した。
廃隧道の手前って、倒木がバッテンになっていることが多いなぁ。
そして再び倒木が積み重なるツン区間に。向こう側から来たらどこが道なのか解らなくなってたかもしれない。
ツン区間は50~100メートルぐらいか。また作業道レベルだが綺麗な道が復活。
やがて東京電力の保守用の標識が現れた。ここまで来ればもう安心。
この付近の杉林は七本優良森林団地というらしい。しかし、倒れた杉を見ると林業の問題点が見えてくるようでちょっと考えさせられる。
やがて広場に出た。ここまで車が入ってくるのだろう。こっちから行けば近かったなぁ。まきき氏にハメられた(^-^;
振り返り。
ここが山道への入り口。
出発点の近くにチャリの所まで歩いて戻る。
教訓。今度はもう少し時間に余裕を持っていこう(^-^;
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隧道は前回と変わらぬ様子。もちろん本日のお題はこちらの隧道ではない。
(仮称)杉ノ谷第三隧道の閉塞地点から来た道を見下ろす。
そして今回のお目当てはこの左斜め先の道を行ったところにある。
まきき氏の言うままに山の斜面にある森林作業道のような所を進む。
この道はYahoo!やGoogleの地図には記載されていない。この先の写真を見てもらえば解るが、すでに道としての役割は終えている。
(この地図は、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したものです。)
冒頭のYahoo!の地図では解りにくいと思うので、今昔マップから作成した地図を掲載する。
左が1972年~1982年の地形図。右が現在の国土地理院の地形図だ。後者の赤丸部分に小さく隧道の記号が記されている。
100メートルも進むか進まないかのうちにこんな高さまで登ってきた。
隧道までは1キロもないはずなのだが、難儀しそうだ。
この辺りなど、それと知らされなければ道には見えない(^-^;
やがて掘り割り状の地形が現れた。おそらく路盤跡なのだろうが、雑草が群生し、その上に杉の倒木が折り重なるようにして倒れている。とてもじゃないが、前進できないので、たまりかねて、この先は路盤から離れて左手の小高い部分を進んだ。そちらでも半ば藪こぎが大変で写真は撮り忘れてしまった(^-^;
ずいぶん長いこと藪と格闘したような気がしていたのだが、写真のタイムスタンプを見ると10分程のことだったらしい。やがて道の状態は劇的に改善した。のだの人氏の言うところのツン区間からデレ区間への切り替わり。助かったぁ。この先、時折倒木はあったものの、隧道まで概ね道の状態は良好だった。
ここなど、このままでも遊歩道になりそうな素敵な状態(前後が大変なことになっているがw)
そして、(仮称)杉ノ谷第三隧道を後にして約30分後、いよいよ目的地へのカウントダウンが始まった(パノラマ合成)
隧道登場!
ところがここで、軽い恐怖体験。前方からイノシシの鳴き声が聞こえてきたのだ( ;・∀・)ハッ
思わず足がすくんだ。振り返るとご機嫌なまきき氏が。そうだ、いざとなったら、まきき氏を生け贄としてイノシシに差し出して逃げよう( ̄ー ̄)ニヤリ ということで、方針も決定して隧道に。
※ちなみにイノシシの声は谷の向こうから発せられているようだった。
南側坑口。
縦横各2メートルといったところだろうか。
よかった、閉塞してなさそうだ。このまま元来た道を帰りたくなかったので、ホッとした。気がついたら日暮れまであまり時間がなかったので、かなり心配になっていたのだ。
南側坑口から内部を望む。
内部は細かい崩落が進んでいるようだ。
内部から見た南側坑口。
隧道の中央部分の崩落。
ちょっと頭が涼しくなってきた(^-^;
北側の坑口は埋まりかかっている。今のところはなんとか通り抜け可能だが、いつまで大丈夫かなぁ。この写真はもう1年前なので、ひょっとしたらもう・・・(汗)
坑口を這い出る。
続いてまきき氏も。
南側坑口(パノラマ合成)
北側で再び道は荒れ出した。
廃隧道の手前って、倒木がバッテンになっていることが多いなぁ。
そして再び倒木が積み重なるツン区間に。向こう側から来たらどこが道なのか解らなくなってたかもしれない。
ツン区間は50~100メートルぐらいか。また作業道レベルだが綺麗な道が復活。
やがて東京電力の保守用の標識が現れた。ここまで来ればもう安心。
この付近の杉林は七本優良森林団地というらしい。しかし、倒れた杉を見ると林業の問題点が見えてくるようでちょっと考えさせられる。
やがて広場に出た。ここまで車が入ってくるのだろう。こっちから行けば近かったなぁ。まきき氏にハメられた(^-^;
振り返り。
ここが山道への入り口。
出発点の近くにチャリの所まで歩いて戻る。
教訓。今度はもう少し時間に余裕を持っていこう(^-^;
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