【名称】(推定)鶴舞第二隧道
【所在地】市原市田尾
【竣工】不明
【延長】50m程度?
【幅員】不明
【高さ】不明
【撤去】昭和末(1982年~86年頃)
2015年4月26日訪問
千葉県道171号加茂長南線(かもちょうなんせん)にて。現在地はココ(←クリック) 鶴舞第一隧道の南で6時の方向を向いている。
この先にかつて隧道があった。
(この地図は、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したものです。)
いつものように今昔マップから。左は昭和55年編、昭和56年7月30日発行の地形図。右が現在の国土地理院の地形図。明治の地形図にもこの隧道は描かれている。
こちらは国土地理院による航空写真(CKT7413-C43A-50)を拡大加工したもの。鶴舞第一隧道とともに南側のポータルが写っている。同時に撮られたCKT7413-C43A-49は写真の端の方になるが、よりポータルがはっきりと写っている。
隧道の姿は1982年12月2日撮影のKT826X-C6-4までは姿を認める事ができるが、1986年5月17日撮影のKT862X-C18A-20では姿を消している。
なお、隧道名だが、資料的な確証はないのだが、鶴舞第一隧道のすぐ隣なので鶴舞第二隧道でほぼ間違いないかと。なお、隧道データベースではこの隧道も鶴舞第一隧道も無名となっている。平成16年度道路施設現況調査(国土交通省)に記載の鶴舞第一隧道の建設年次は1969年。この時に大規模な改修を受けて命名されたのかもしれない。おそらくこの消失隧道も同時期に整備されたではなかろうか。
隧道跡の法面。右側(西側)は完全に平地にならされて、旭ダイヤモンド工業という会社の工場の敷地になっている。もしかして、工場の中にはダイヤがザクザク?あまりウロウロしていると強盗と勘違いされるか?なんて思ったら、ついついキョドってしまった(^-^;
南側より。
ところで、右のスペースがちょっと気になる…
(´-`).。oO(ビョーキだな)
ビョーキだから仕方ない、ちょっと草藪を進むと… (゚д゚)ハッ!!
ま、ま、まさかの旧隧道!? でも小さすぎる、ってことは明治の地形図に書かれていたのと開削されたのは別の隧道? ってことは現・鶴舞第一隧道も旧隧道があったり? おい、もう一度戻って藪漕ぎ?
なんて思いが、0.5秒ぐらいの間に頭を駆け巡ったが…
なんだ…
ホッとしたようなガッカリしたような… (^-^;
すぐ隣にももうひとつ埋まりかかった穴が…
さらにその隣にももうひとつ…
3本の穴をひとつの構図に納めてみたが、わかるだろうか?(^-^; それはともかく、人騒がせだなぁ(^-^;
(´-`).。oO(勝手に動揺してただけだろ)
折鶴舞う (八丁堀剣客同心)
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