【名称】大口谷トンネル
【所在地】いすみ市岬町鴨根
【竣工】1972(S47)年?
【延長】約50m(目測)
【幅員】約3m(目測)
【高さ】約4m(目測)
2015年1月18日訪問
前回(2012年7月1日)
いすみ市岬町鴨根(かもね)、現在地はココ(←クリック) 南を向いている。これからこの先にある隧道を目指す。
道の脇にある蓮畑というか池。
「この先通り抜けできません」
こういう看板を見るとちょっとワクワクするねぇ。チャリだから引き返す心配もなし。もっとも、2回目だから、この先がどうなっているのか知っているのだけど(^-^; 道幅が微妙に狭くなった。
そして完全な一車線幅の道に。
最後の民家を過ぎるとダートになった。以前来たときはここで引き返したっけ。オフ車ならともかく、普通車ならそうするよなぁ、普通なら。
杉林の中に伸びる林道の風景に。えっと、この道が林道なのか市道なのか、はたまた里道なのか私道なのかは不明。
とうとう道はガレだした。
もうそろそろだ。
見えてきた。
房総の林道でよく見られる縦長の隧道。
北側坑口。
真っ直ぐ撮っているつもりなのだが、なぜか少し斜めに。いつもそうなんだよなぁ… なるべく被写体の中にある垂直や水平なラインをファインダーの枠に合わせるようにしているのだが、それを忘れるとこうなってしまう。ファインダーの中にグリッド線が表示できればいいのになぁ。
これはほぼ真っ直ぐに撮ることができた。
来た方向に振り返る。
北側の扁額。「大口谷トンネル/1972」
1972というのは建設された年なのだろうか?地図を見ればわかるが、この先に岬ダムがある。しかし同ダムの建設着手は1985年(1989年竣功) ということは、ダム工事に関連して建設されたというわけではなさそうだ。また、隧道の前後にある道も古そうで、明治の地形図にも載っている。ただし、隧道の箇所だけは「古地形図によれば」すこし西を通っていたようだ。途中で旧道への分岐には気付かなかったけど…
北側坑口から内部を望む。
路盤。
内部から見た北側坑口。
内部は巻立てと吹きつけの区間が交互に。
延長は50メートル程であろうか。南側に抜ける。
この先、200メートル程進むと岬ダムのダム湖にでるのだが、道はますます荒れている。
南側坑口。
南側の扁額。「大口谷トンネル」
南側坑口から内部を望む。
少し離れてもう一枚。
※ ※ ※
おまけ動画
にほんブログ村
古道・廃道 ブログランキングへ
【SANCTUS】 180倍 双眼鏡 20~180倍 三脚アタッチメント付属 大口径 約80mm 採用 高倍率 (ブラック)
80mmの大口径双眼鏡、バカ安だけど聞いた事のないメーカー。
ダメダメな品だったら勿体ない価格だけど、程々以上の品ならラッキー。
う~ん、悩ましい。