【名称】不明
【所在地】長生郡長南町米満/今泉
【竣工】不明
【延長】不明
【幅員】不明
【高さ】不明
【撤去】1961年以前(?)
2015年6月7日訪問
長南町米満(よねみち)、現在地はココ(←クリック) 北を向いている。この先にかつて隧道があった。
(この地図は、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したものです。)
まずは予習から。本日のテーマは赤丸の中にある隧道記号。なお、地図中にも示した通り、この付近には、以前紹介した(仮称)豊栄隧道や(仮称)千田谷隧道、さらに開削された隧道などもあり、君津の山奥や勝浦に負けず劣らずの隧道過密地帯であったことがわかる。普通に歩いていると、そんなこと想像も付かないのだけど(^-^;
(この地図は、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したものです。)
次は航空写真を。これは国土地理院のサイトにある、1947年2月22日にアメリカ軍が撮影したもの(USA-M50-74) 解像度が低くてよくわからないのだが、この時は隧道はまだ残っていたのだろう(たぶん) なお、今では完全に廃隧道となっている(仮称)豊栄隧道も当時はまだ使われていたはず。そこに至る道らしきものも写っている。
(この地図は、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したものです。)
次は国土地理院が1961年9月28日に撮影したもの(MKT617-C21-36) 隧道は既に開削されているようだ。
さて、現地の写真に戻る。冒頭の写真から20メートル程進んでみた。半世紀以上前に開削されてしまったので隧道の痕跡は皆無。右手の電柱の辺りが坑口だろうか?
「不審者に注意!」の看板の前にたたずむ怪しい二人組。おなじみdoodoongoo氏とまきき氏だ。
実は二人が見ていたのはコレ。路盤から2メートル近く上に開いた穴。
切り通し(隧道跡)の東側の法面に同様の穴がいくつか開いていた。房総の素掘り隧道には、防空壕だったと思われる横穴をもつものがよくある。近くの(仮称)千田谷隧道にもそれを封鎖した跡が残っている。ひょっとしたら、開削したときに横穴だけ残ってしまったのではないだろうか?ってことは、路盤も掘り下げられたってことかな?
北側より。
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