【名称】不明
【所在地】君津市怒田
【竣工】不明
【延長】約200m(目測)
【幅員】約1~8m(目測)
【高さ】約2~5m(目測)
2016年8月13日訪問
小櫃川(おびつがわ)の支流・御腹川(おばらがわ)の上流にて。現在地はこの辺り(←クリック)。といっても、Yahoo!の地図ではどの辺りなのか、さっぱり見当が付かないかと(^-^; 先日紹介した(仮称)3号隧道を南(上流側)に過ぎたところだ。
河床をジャブジャブと進んでいると見えてきた。
見えてきたモノに思わず息を呑む。
デカイ!とにかくデカイぞ!!∑(゚Д゚) 前回紹介した大坂川の水路隧道と同じぐらいの断面積。しかも素掘だし!!∑(゚Д゚)
しかも中は真っ暗。どんだけ続いているんだろう+ (0゚・∀・) + ワクワクテカテカ +
北側坑口(吐口)。
興奮しながら坑口に近づき、内部を照らすと… んんん??? 奥行きがない!?∑(゚Д゚)
でも水は流れ出ているから貫通しているはずだが… (^-^?
奥に小さな穴が。水はそこから流れ出しているようだ。
この写真を見ると、奥の穴がスゴク小さなものに見えるかもしれない。しかし、実はあれでも普通の水路隧道の大きさはある、というか、いわゆる二五穴よりもはるかに大きな穴。手前のスペースが大きすぎるのだ。
おそるおそる進む。特に問題なく通る事ができそうだ。
振り返り。内部から見た北側坑口(吐口)。
奥の細い穴の手前に横穴が。
これはいわゆる二五穴のサイズ。参ったなぁ、でも、ここでスルーするとヘタレだってことがバレちゃうので仕方ない…
はいはい、あっさり閉塞ね。
と思ったら、更にもうひとつ分岐。ただ、分岐の先も閉塞の模様。しかし、天井が崩落した様子もないので、これは埋め戻しなのだろうか?地形的にはこの先、隧道の東側が旧河床っぽいのだが…
横穴の調査は早々に切り上げ本線に戻る。ってか、どこまで続いているんだろう(^-^; 動画も撮らなきゃなぁ、なんて思いながらも、先を見たいという思いが強く、そのまま前進。ということで、ここの動画だけは帰りに撮ることとなった。
天井にはコウモリさんたちが。なるべく彼らを刺激しないように進む。
一番狭い所は幅員1メートルといったところだろうか。吐口の大断面は一体どういうことだったんだろう?(^-^;
前方に明かりが見えてきた。よかったー、貫通しているよ。って、貫通しているから水が流れているんだけど(^-^;
さらに進むと異変が。
真ん中より少し呑口側だろうか、なぜか広い部屋になっているのだ。まるで地下壕の司令部施設のよう。いや、ここに限ってはそんなこと絶対にないはずだしw
崩落して広がったのか、なにか目的でもあったのか。今ではコウモリさんの集会場になっている広大なスペース。
コウモリ広場を後に呑口を目指す。さて、無事に抜けることはできるのか?
あともう少しというところまで来た。むむっ、これは…
足を滑らせたら大変なことになりそう… でも、なんとか行けそうだ。
内部から見た南側坑口(呑口)。
なんとか河床に降りて振り返り。
抜けた先は笹だらけ(^-^;
これ、こっちから来たら通り抜けられる気がしなかっただろうなぁ(^-^;
南側坑口(呑口)
※ ※ ※
おまけ動画。
こちらは、帰りに撮ったものなので、呑口から入り吐口に抜けている。