【名称】不明
【所在地】君津市怒田
【竣工】不明
【延長】約30m(目測)
【幅員】約3m(目測)
【高さ】約3m(目測)
2017年5月28日訪問
君津市怒田(ぬだ)、小櫃(おびつ)川の支流・御腹(おばら)川の川べりにて。今いるのはココ(←クリック)。大きく崩落していた水路隧道(仮称・6号隧道)を背に30メートル程進んできたところだ。
山に囲まれていて、「江戸時代の隠し田だったのだ」と言われると納得してしまいそうな土地。数年前までは耕作が行われていたようだが、今では人影もなく、ただ廃田が広がっているのみ。ここを訪れるのは確か4回目だが、これまで人っ子一人みかけたことがなかった。この日は珍しく、ジムニーが走っているのを見かけた。近くの強烈な段差のある隧道を通ってきたようだ。よくやるなぁ(^-^;
さて、そのまま川べりを進むと川が小山に突っ込むように伸びている。ということは当然、、、
水路隧道の登場だ。最上流部から数えて7本目の水路隧道。ちなみに、この下流に更に2本、そして500メートル上流で合流する支流方面にも5本、それとは別の支流にも2本、下流の支流にも少なくとも1本の水路隧道があるはず。おまけに、ここから半径3キロ以内に素掘の道路隧道が20本近くある。このエリアは房総でも有数の穴地帯なのではないだろうか(^-^;
あ、地図にも載っている橋だ。さてと、どこから川に降りようか、、、
河床まで2メートル以上はありそう。ここを降りるのはぞっとしないなぁ、、、( ;´Д`)
結局、強引に降りてしまった(^-^;
来た方向(上流方面)。耕作地があんな状態なのに川の護岸はしっかり整備されている。上流にあるアノ施設関係でお金がでているのかな・・・???
さて、では水路隧道に。
と、その前に、なぜか段差のできている擁壁に目がいってしまった(^-^;
南側坑口(呑口)。
水の流れは緩やか。特に深いところもなさそうだ。これならイケそうだ。
山の仲間の足跡。ヤツらも少しでも濡れは少なくしたいのかな?
南側坑口から内部を望む。
このスロープに意味はあるのかな?それとも単に地層に沿って削れただけなのかな?
向かって左側も。
あの穴はなんだろ?
内部から見た南側坑口。
フラッシュを使ってみる。フラッシュを使うとのっぺりしてしまうので、普段はあまり使いたくないのだが、今回はこちらの方がいいかな?
ということで、ついついフラッシュを使い続けてしまった。
そして北側に抜ける。
北側坑口から内部を望む。
北側坑口(吐口)。
これを見ていると、なぜかマキタスポーツを思い出してしまった。特に彼のオデコの辺りを、、、(^-^;
少し離れてもう一枚。写真はパノラマ合成。
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おまけ動画