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眺尾橋

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【名称】眺尾橋(ながおはし)
【所在地】南房総市白浜町滝口
【竣工】1888(M21、皇紀2548)年
【橋長】28.34m
【幅員】3.94m

 

2017年12月10日訪問

 

 

今回は超有名物件。南房総市にある眺尾橋・通称めがね橋だ。南側より。

 

 

西側の袂にあるコイツはなんだろう???

 

 

ううっ、解らない。解説板、用意してっ(;´Д`)

 

 

気を取り直して、橋を西側より。なぜか親柱が4本ある。

 

 

西側右の親柱。でも、外側のモノは親柱と呼んでもよいのだろうか??「紀元貳千五百四拾八年築之」

 

皇紀を多用するのは昭和初期というイメージだったのだが、明治の半ばでもそうだったの?

 

 

右脇に道標があった。千葉とか東京とか佐倉まで何里か書いてある。実用性よりも記念碑的な意味合いが強いのかな?

 

 

西側左の親柱。「眺尾橋」

 

「目」の下に何かくっついているが、異字体を調べてもこの例は出てこなかった(^-^;

 

 

扁額のようなものが落ちているので何かと思ったら、、、(^-^; でも、誰かこんな中途半端な置き方をしたんだろ?

 

 

西側の袂(上流側)より。

 

 

渡り始めて気づいたのがコレ。イルミネーションだ。あまりこういうのは感心しないのだが、どうやら年末年始の期間限定企画らしい。たまにはそういうことをするのもいいかな。

 

 

橋の上から南の下流方面を望む。

 

 

北の上流方面。


 

東側より。

 

 

やはり左右に2本ずつ。まずは左側の2本。「明治貳拾壹年三月」。こちらは明治を使っている。

 

 

そして右側の2本。「ながをはし」

 

 

東側より。

 

 

東側にも置いてあった。しかも3つも、、、「車両」

 

 

「進入」

 

 

「禁止」

 

 

この端は1989年に千葉県の「県有形文化財」に指定されている。

 

 

更に、2005年には土木学会選奨土木遺産にも指定されている。

 

だが、登録名は「めがね橋」 確かに、特徴を捉えたネーミングだ(実際に地元でもそう呼ばれているらしい)だが、これを登録名にするのは少し了見が狭いのでは? このエリアではめがね橋で通じても、全国的に見れば「めがね橋」はここだけじゃないのだから。。。(;´Д`) 現に、2005年にここと同時に土木学会選奨土木遺産に認定されたもう一本の「めがね橋(倉松落大口逆除)」もあるらしい(;´Д`)

 

 

東側の袂(下流側)より。

 

 

橋の周囲は公園として整備されている。

 

 

南側より。

 

 

他に撮影ポイントがないかとウロウロしていたら、川に降りられる階段があった。

 

 

ということで、水面の高さから撮った一枚(上流側より)。

 

     ※     ※     ※

 

 

充分に鑑賞して満足、さて帰ろうか、ということでもと来た右岸に戻りながらなんとなく振り返ると、、、( ゚д゚)ハッ!

 

 

なんか穴が開いてるぞ!

 

 

でもね、そうだよな、こんなところに普通に状態のいいブツが口を開いているわけないよな(^-^;

 

 

一応ライトで照らしてみたが、、、

 

 

2つはコの字型に繋がっている様子。

 

 

そして、もうひとつは掘りかけだったのか、奥行き1メートルで終了(^-^;

 

 

この橋、戦時中は戦車も渡ったとのこと。往時をしのびながら帰ることにしよう。あ、ちがった、これから民宿に行くのだった(^-^;

 

 

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