【名称】柳城隧道(やなしろずいどう)
【所在地】君津市柳城
【竣工】不明
【延長】42m(「トンネル点検結果(地方公共団体)」より)
【幅員】約2m(目測)
【高さ】約2m(目測)
2017年7月2日訪問
国道465号沿の畑に立っていたカカシ。なんだか、いかにも田舎にいる威勢のいいアンチャン風の面構えだなぁ。ガキの頃はちょっとやんちゃをしてたが、学校を出たら近所の先輩の命令で消防団に入り、やがては顔が広いのを買われて市議会議員になる、なんてコースを歩みそうだ。
って、妄想を拡げている場合じゃなかった(^-^;
カカシ君に別れを告げチャリを漕ぐことしばし。現在地はココ(←クリック)。ここから右の小道に入る。
謎の標石(^-^;
続いて正面の突き当りを右に。
そのまま道なりに進む。
お地蔵さんや石碑が屋根付きで保管されていた。
「享保十一」! 享保の改革、目安箱、公事方御定書、上げ米の制、徳川吉宗!
古いものだが大切にされているようだ。
集落を通過した。
農地の跡か?
道は林の中へ。
急に山道っぽくなった(^-^;
地図にない分岐が出現。行ってみたいがとりあえず先に目的地を片付けよう←結局行かず(^-^; (写真はパノラマ合成)
炭焼窯らしき穴がふたつ。
林を抜けると急に開放感あふれる景色が広がった。
ちょっと変わった植林地だなぁ。
別荘でも建てて住みたくなる景色だが、実際にここに住むとヤマビルの攻撃で大変なことになりそうだなぁ(^-^;
小川の対岸に謎穴発見。
いろいろ突っ込まれているけど、水がチョロチョロと流れ出している気配。
道は再び林の中へ向かう。
川は左に逸れていくが、道は山の方にクイッと向かっている。いよいよ目的地に到着だ。
キタっ、素掘隧道!房総の山の中にある典型的なスタイル。(写真はパノラマ合成)
よくある隧道だけど、イイねっ、実にイイ! 西側坑口。
縦横それぞれ3メートル弱というところだろうか。いわゆる有効幅、有効高だと各2メートルといったところか?
坑口前にヌタヌタのトラップが(^-^;
西側坑口から内部を望む。
ここにもDQNの落書きが、、、素掘隧道は削らないと消せないんだからこんな事するなよ(-_-メ)
天井。
振り返って、内部から見た西側坑口。
タイヤの跡もある。どこまで行ったのだろう?
コウモリが一匹天井にぶら下がっていた。
白は何だろう?
地層が曲がってる!?
東側に抜ける。
東側は小さな広場になっている。あれ、「小さな広場」って語義矛盾か?(^-^;
振り返って、東側坑口から内部を望む。
東側坑口。
正面から。垂直な壁は侵食地形なのかな?
少し離れて全景を。(写真はパノラマ合成) この右に先程から道に沿って流れていた川がある。
東側は雑草だらけ。その先には更に道が続いているのだが、、、
てか、暗渠があるし(^-^;
素掘っぽいけど、まきき氏に譲ろう。。。
※ ※ ※
日が傾いてきたので引き返すことに。隧道の西側の絶壁がいい感じだなぁ、なんて思っていると脚に違和感が、、、
あー、やっぱりヤマビルだよ。2匹もくっついているよ(;´Д`) とりあえずネタになるから写真を撮り、忌避剤をぶっかける。
しかし、最近、たまにはヒルに喰われた方がいいんじゃないかと思うようになってきた。ヒルジンを体内に入れて血液サラサラにすれば脳梗塞のリスクが減るんじゃね?と(^-^;
責任は持てないけど、とりあえずヒルにいちいち驚いていても仕方ないと思うようになってきた今日このごろ。ただ、服が血だらけになるのはイヤなのだけど(^-^; それから、血を吸ったヒルは、繁殖させないためにキッチリと現地で始末する必要があるんだよなぁ ( ー`дー´)キリッ
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