【点名】県森(あがたもり)
【基準点コード】TR35340225301
【所在地】山武郡大網白里市土気飛地字御山1877番1
【選点】不明
【設置】1901(M34)年2月28日
【緯度】北緯35度32分33.3397秒
【経度】東経140度17分54.3708秒
【標高】84.73m
2018年1月14日訪問
大網白里市にある縣(あがた)神社。今いるのはココ(←クリック)。この神社は第十三代成務天皇(ヤマトタケルの兄弟)の時代に創建されたとの伝承がある古い神社。中世には一旦荒れ果ててしまったが、長享2(1488)年に土気城の鬼門除けとしてこの地に再建された。ということで、ここは大網白里なのに土気なのだ。地名としては大網白里市土気飛地となる。
実は下調べの時点ではこの神社のことを甘く見ていた。なにしろ駐車場入口までの道は舗装されているとはいえ、畑の中を突っ切る一車線幅のガタガタなもの。ストリートビューで駐車場があることは解っていたが、めったに人の来ない無人のさびれた神社だろうと思っていた。ところが来てみてビックリ。正月も明けた1月14日だというのに、入れ替わり立ち替わり初詣客がやってくる。さすがに駐車場が満車になるには程遠いものの、寺域の崇敬を集めている神社であることを伺わせる人出であった。
建物も立派。
石碑もいっぱい。
改修記念の碑が多かった。それだけ多くの寄進を集めているということだろう。
おみくじも売っていた。
説明板。
拝殿と本殿。
そして、本殿の裏手の小道を行った先に本日のお題の物件がある。
杉林に入って数メートルで見えてきた。
杉の枯れ枝に半ば埋もれるように標石があった。
少しだけ綺麗にしてみた。
ICタグつき。
本殿と。
※ ※ ※
【点名】35-278-009(二等水準点)
【基準点コード】L0235-278-009
【所在地】山武郡大網白里市土気飛地
【選点】不明
【設置】不明
【緯度】非公表
【経度】非公表
【標高】非公表
2018年1月14日訪問
さて、冒頭の駐車場入口の鳥居まで戻ってきた。このまま車に乗って次の目的地に向かおうと思ったのだが、スマホで地理院地図を確認したところ気づいてしまった。どうやらこの近くに水準点もあるようなのだ。
ウロウロしていると、鳥居の裏にそれはあった。
4つの保護石に守られた水準点。自宅に戻ってから調べたところ、これは二等水準点で名称は35-278-009。ただし、国土地理院の「基準点成果等閲覧サービス」(https://sokuseikagis1.gsi.go.jp/top.html)によれば「成果状態が正常でない為、点の記は閲覧できません」とのことで点の記は閲覧できずこれ以上の詳細は不明。だが「成果状態が正常でない」と言いながら、「現況状態」は「正常」とのこと。どういうことなのか意味がよくわからない。ってかどっちなんだよ!!(^-^;
『交響詩「アルプスの詩」(F.チェザリーニ)』土気シビックウインドオーケストラ Vol.21(WKCD-0096)