先日の三等三角点「鍛冶」と「大塚」(こちらにまとめあり)についての疑問点について、国土地理院さんより回答が到着。質問内容はほぼ明らかにおかしな事に絞ったのだが。。。
※元ネタ
「備忘録」(三角点データにあった不可解な点についてのまとめ)
さて、では当方の質問とそれに対する回答をドカンと貼り付けてしまおう。
※ ※ ※
■ご質問の内容
当方は、趣味として千葉県内を中心に三角点や道路を散策している
今回は基準点の公表データ(点の記)に不可解な点があったので、
いすみ市大野にある三等三角点「鍛冶」ですが、点の記に記されて
ひょっとして、平成16年の調査の際に点を取り違えていないでし
また、大多喜町大戸にある三等三角点「大塚」ですが、点の記には
以上のことから、「大塚」とされている点が実は「鍛冶」なのでは
■回答は以下になります
三等三角点に関する状況をご連絡いただきありがとうございました
三等三角点「鍛冶」についてですが、
国土地理院の地図や資料で確認する限り、ご指摘の通り「大字大戸
ご存じの通り、明治年代に国有地に設置された点であることやこれ
平成16年に行った現地調査の際には、これらの事情あるいはその
また、三等三角点「大塚」ですが、
国土地理院の地図には、大多喜町には、当該点の南西方向に西畑、
経験的な回答になりますが、点の取り違えや所在地の誤りはないと
お寄せいただきました情報は、今後調査を行う際の情報として活用
貴重な情報をありがとうございました。
※ ※ ※
とのこと。。。。
実は、質問送ってはみたものの、あまり期待はしていなかった。なにしろ、こちらが送った内容を認めてしまうと、データに大幅なミスがあったということになる。
で、結果はというと、案の定と言うべきか、見事なゼロ回答(;´Д`)
「これらの事情あるいはその
「経験的な回答になりますが、点の取り違えや所在地の誤りはないと
「おうおう、ガキの使いじゃないんじゃけん、もう少しマトモな返答しろや!!!」
的なことでも言ってみたいところだが、これ以上の追求はやめておく。だって、ボクチン素人だし、ブログのネタにできたことでとりあえず満足しちゃったし(^-^;
それから、ここ以外にも記述のおかしい点の記があることにも気づいてしまったのだ。ひょっとしたら、そもそも、点の記の内容の不備はザラにあることなのかもしれない。なにしろ、先日も引用したように、明治の点の記の順路の書き方は極めてあいまい。これを見て点に到達できたら、ユリ・ゲラーやクロワゼットもビックリだ。昭和半ば以降に現地調査した職員さん達の苦労は容易に想像がつく。
ということで、ネチネチと公務員をいじめるようなことはせず、よりポポジティブに、これからは、新旧の点の記の齟齬を調べることも趣味にしようと思うのだ。
楽しみが増えたぞ(・∀・)ニヤニヤ