【名称】南玉不動尊の滝(みなみだまふどうそんのたき)
【所在地】大網白里市南玉
【竣工】平安時代?
【落差】約5m(目測)
【訪問日】2019年3月9日
大網白里市南玉(みなみだま)、現在地はココ(←クリック)
いきなり登場、南玉不動尊の滝。ただ、ここは人工の滝とのこと。
ってか、龍の口から水が流れ出しているし(^-^; いくら人工とはいえ、これでも滝と言っていいのかしら?
解説の看板。伝承を真に受ければ、平安時代からあるということになる。だが、「地下数千尺」というのは、ちょっと盛りすぎかな?一尺が約30cmなので、千尺だと300mだ(^-^; 念のため付け加えておくと、大網白里町は現在では大網白里市になっている。
滝の裏にある清岸寺の階段。「使用禁止」というのは安全性の問題からなのだろう。見るからにガタガタだ(^-^; ただ、見かけよりはしっかりしている、、かも?え、なぜ知っているかって?。。。(笑)
階段が使えなくても隣にスロープがある。いい感じの苔。
本堂の裏に防空壕らしき穴があるが、奥行きはほとんどない。
同行の2人。あったんさんと祐実総軍三等兵さん。戦跡●●●イの総軍さんも、さすがに本堂裏の穴は一瞥しただけで背を向けた。
あったんさんの案内で裏に登る。
小さなお社の脇をすぎると道は草むした踏み跡のみになる。
この先にとびっきりの廃線跡があるのだという。この付近、現在線は延長1キロ近い土気トンネルが通っているが、電化以前は深い切通しと短い旧土気トンネル(今でははるか地下に埋まっている)などでむすばれていた。拙ブログでも以前、東側にある跨線橋周辺や西の善勝寺橋付近などはレポートしている。だが、この区間は藪が酷いことになっていて入ろうという気にならなかった記憶がある。まぁ、そこまで廃線跡に執着がなかったとも言えるのかもしれないが。しかし、意外なところにアクセスルートがあったもんんだ。
とwktk状態で草薮を登っていったのだ ワク(・∀・)テカ(・∀・)ワク(・∀・)テカ
だが、、、
なんと、、、
Σ(゚д゚lll)ガーン!!
廃線跡は重機かトラックにでも踏み荒らされたドロ道になっていた。落胆するあったんさん。
以前訪れた時はバラストもしっかり残った見事な廃線跡だったそうだ。事前情報なしにやってきて、これを見ていたら気分が盛り上がったかもしれないが、期待してやってきた我々は落胆が大きかった。路盤も泥だらけで、気分はだだ下がり。そのまま引き返したのであった(^-^;