【点名】市場(いちば)
【基準点コード】TR35340019501
【等級種別】三等三角点
【冠字選点番号】往29
【所在地】千葉県市原市大字市場字左源蔵谷
【選点】1900(M33)年5月12日
【設置】1900(M33)年?月?日
【緯度】北緯35度24分32.4944秒
【経度】東経140度11分16.7858秒
【標高】110.70m
【訪問日】2019年6月16日
市原市市場(いちば)、現在地はココ(←地理院地図)。北東を向いている。右に分岐する農地に向かう道に進む。
目標の三角点はこの谷津田の最深部から100メートルほどのところにある。行けるところまで行って、あとは強引に山に登ってしまえ、という大雑把な予定(^-^;
鳥が気持ちよさそうに飛んでいる、、、と思ったら、凧だった(^-^;
んんんっ
道が、ない、、、現在地はココ(←地理院地図)
地理院地図によれば、まだ水田を回り込んで谷津の奥に向かう道があることになっているが、実際にはこの通り。道と思われるところは濃い笹薮になっている(;´Д`)
仕方がないので、強引に藪に突っ込み、尾根に登った。うかつなことに、この間の写真はない。ただし、下の動画で尾根登りの様子を隈なく紹介しているので、よかったらご覧頂きたい。
尾根まで登ってしまえばなんとかなる。
途中、少々手こずったところもあったが、
10分ほどで三角点に到達。
石祠と石碑に見守られるように鎮座する標石。
三等三角点「市場」
いつものように
グルリと
周りを
一周
ちなみに、この点は1900年(明治33年)に設置されたものだ。
石祠と石碑。
石碑には「二十三夜」と記してある。調べたところ、これは二十三夜塔というもので、月齢23の付きを信仰するいわゆる民間信仰のひとつらしい。庚申信仰のように、夜中に集会をしていたのだとか。もしかして、真夜中にここに集まっていたのかな?(^-^;
※ ※ ※
帰りは赤テープに従って戻ることにした。
途中一度道を間違えたが、テープに従ってまぁまぁ順調に進む。
尾根から下に降りろ、と言ってるようだが、、、
そこでテープはなくなってしまった(汗)。ただ、大きな切り通しがあったので、「古道発見!」と喜び勇んで進んでみると、、、、
行き止まり(汗) 写真では解りにくいが、この先、2メートルほどの崖になっていた。
本当なら引き返すべきなのだが、車道までわずかだということが確実なので、思い切って崖を降りてみた。
藪をかき分け、車道に復帰(^-^;
途中、テープの指示とは別のしっかりした踏み跡があった。ひょっとしたら、それが一番無難な道だったのかもしれない。ただし、その道の方向に進むと入山地点と見事に反対の方に出てしまい、車まで戻るのに一苦労しそうだった。ということで、結局正解のルートはわからず(^ー^;
※ ※ ※
尾根登り、がんばった(^-^;