【名称】戸面原貯水池(とづらはらちょすいち)
【所在地】富津市豊岡
【完成】1978(S53)年
2012年9月23日訪問
現在地は富津市豊岡、千葉県道88号富津館山線(ふっつたてやません)上だ。正面の枝道を降りていくと目的地が見える。
この先は、1978年に完成した戸面原ダムによりできたダム湖、戸面原貯水池になっているのだが、この夏の渇水の影響ですっかり干上がっているという。
けっこう急な下り坂。この先がダム湖なのだが、かつてはこの道が幹線だったのかもしれない。
キョロキョロするとこんな境界杭が。せっかく見つけたのだが、まだ年期が足りなくてよくわからない。。。(;´д`)ゞ でもまぁ、とにかく記録。
さて、そしていよいよ本日の本題、ダム湖を見下ろす。いやー、ほんとに水がなくなってるよ。ここ、ホントにダム湖なの?草まで生えてるし、、、案内してくれたまきき氏によれば、普段はしっかり水が張っているとか。でも、意外と水深は浅いのかな??
なーんて、冷静を装っているが、実は大興奮のモノが映っている。
橋だっ!!!水が干上がったおかげで、ダム湖の底に沈む橋が姿を現していたのだ。
この数日前、まきき氏のトンネルコレクションの掲示板に寄せられた情報に基づいてやってきたのだが、よかったー。雨がちょくちょく降っていたので心配だったけど、まだ沈んでいなかった。
ダム湖畔から。満水時はこの先がずっと水面になっているはず。
えいやっ、と湖底に降り立つ。ははぁ、普段はここまで水が来てるんだ、、、
まきき氏も湖底に。そう、彼の姿を見て判る通り、この日は雨。しかも、結構本降りだった。こんな天気の日に傘さしてダム湖をうろついてるなんて、アホだなぁ。。。(^-^;
さて、橋に至る道はまったく痕跡が残っていなかった。どこから行こう?最初は左からアプローチしようかと思ったのだが、見ての通り、草がこんなに高く生えてて、、、う~ん、カッパ着て鎌を持ってくるべきだった。。。(;´Д`)
仕方がないので、キョロキョロすると、右から回り込むようにうっすらと踏み跡が。それに従って進んだところ。
だいぶ近づいた。あの川の線形は、ダムに沈む前のものだろうか?
踏み跡はいつのまにか無くなっていた。再び、草藪が、、、しかし、この頃になってくると、もう濡れは気にしなくなっていた。びしょ濡れの草を脚で蹴倒しながら進んできて既にズボンはグショグショ。てか、パンツも湿っぽい。いまさら失うものはないのさ!
おしっ、正面突破!
ガサゴソガサゴソ、、、
ガサゴソガサゴソ、、、
いよいよ橋は目の前だ。
あれ、何か忘れてるぞ???そうそう、彼はどうしたんだろ?と後ろを振り返ると。。。
まききさ~ん、、早く早くっ、先に行っちゃうよ?
↧
戸面原貯水池
↧