【名称】蕪木橋
【所在地】山武市松尾町蕪木
【竣工】1953(S28)年10月
2013年4月28日訪問
松尾台工業団地の一角にある封鎖された道。この先に両総用水に架かる橋があるのだが、仕方ない、反対側から行ってみようか。
ということで、西側に回り込んでみた。正面に見える小山は地図のマークから西に300m程のT字路付近。この小山の右に回り込む。
しばらく進むと緑のトンネルがあった。
右を見ると土手が。あの上が両総用水だろう。
チャリを担いで強引に土手を登ってみた。両総用水はここも既に暗渠化されている。もっとも事前に航空写真で確認済みだったのでガッカリした訳ではないのだが。あとはどれだけ遺構が残っているか、、、
「両総用水南部幹線用水路 蕪木分水口」
さて、上流方面に行ってみよう。橋はあっちにあるはず。
目的地に到着。
あ、ここから登ってくればよかったのか(^-^; さっきの緑のトンネルを素直に進めばよかったようだ。
北側より。
もう既に橋は橋でなくなっている。そして通路としての機能からも引退していた。
北側右の親柱。「蕪木橋」
銘板は割れちゃっているけど、地名から考えてもこの名前で間違いないだろう。
北側左の親柱。「昭和二十八年十月」
南に伸びる道。あそこを登れば最初のゲートにたどり着くはずだ。
橋の上から西の下流方面を望む。正面に先程の分水口が見える。
東の上流方面。こっちはあまり手入れされていないようだ(^-^;
南側より。
南側右の親柱。「かぶらきはし」
南側左の親柱。「昭和二十八年十月」
さて、用水脇の道を北東に向かう。地図にも記されている通り、橋の前後に水路隧道がある。とりあえず上流側の隧道に行ってみよう。
道の状態は良好。おっ、見えてきたぞ。
あ、扁額が取り外されている、、、 Σ(゚д゚lll)ガーン
扁額チェックをして、文字の意味を考えたりするつもりだったのに、楽しみが奪われてしまい、なんだか手持ち無沙汰な気分。仕方がないので、意味もなくポータルの上に立ってみた ( ゚ ρ ゚ )ボー
う~ん、こりゃ、向こう側も期待薄だなぁ (;´д`)ゞ
気を取り直してチャリに跨った。再び先程の分水口の前を通り、、、
あったあった、下流側の隧道が、、、
どうなっているかな、、、
やっぱり、、、orz
まぁ、橋はいい感じで残っていたし、用水脇の道を走るのは気分がよかったのでヨシとしよう。
ちなみに、外された扁額はおそらく横芝光町の第2揚水機場に保存・展示されているはず。いつか行ってみよう。
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蕪木橋
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