【名称】日野鷺橋(ひのさぎはし)
【所在地】秩父市荒川日野/荒川小野原
【竣工】1992(H4)年2月
【延長】220.00m
【幅員】9.75m
2013年5月20日訪問
国道140号と埼玉県道72号の交差点にて。立派なアーチ橋が見えたので行ってみた。
写真を見返して気付いたのだが、道の線形がちょっと変。旧橋から切り替えたときの名残り?
南側より。
旧橋のことはあまり考えていなかったが、下をのぞき込んでみた。中路アーチのようだ。横から見たみたいなぁ。
南側左の親柱。「ひのさぎはし」
南側右の親柱。「あらかわ」
前日も荒川水系の支流である中津川、さらにその支流の神流川周辺をさんざんウロウロしていたんだよなぁ(^-^;
親柱の下にあるもう一枚の銘板。「平成4年2月竣工」
橋の上から西の上流方面を望む(パノラマ合成)
そう、ここで思いついた。ここから見える場所に行けば、そこから橋の姿も見られるはず!
でも、普通に徒歩やチャリで行けそうな場所は見あたらない(;´д`)ゞ
ところで、その右に見えるのはなんだろ???Σ(゚д゚)
巨大な岩?いったいどんな地形なんだ?
東の下流方面。うむむ、、、見通し範囲でははやり有望な場所が見あたらない。少し離れた下流から行けば何とかなるかもしれないけど、、、
振り返って国道方面を見たところ。
北側より。
北側左の親柱。「日野鷺橋」
北側右の親柱。「荒川」
北側の袂に橋の案内板があった。
この案内板、タイトルは「日野鷺橋」となっているが、県道全体が完成した事による利便についてまで記している。
内容がちょっと長いので、転載は省略しざっとあらすじを(^-^;
もともとこの付近の鷹の巣地区は交通が不便で、荒川を渡るために徒歩では木橋、物資は索道で運んでいたが、昭和56年に秩父市境に水沢橋を架橋。それでも荒川村(現在は秩父市と合併)の中心部へは秩父市を経由しなければならなかった。そこで昭和60年度から7年をかけてこの橋を架橋。
なお、親柱の上にあるオブジェは(旧)荒川村大字小野原字鷺の巣から「鷹」を、同村大字日野から「日」をイメージしたものとのこと。
これだけ立派な橋なのだから、この地域にとっては大ニュースだったんだろうなぁ。それにしても、30年程まで生活物資を索道で運んでいたなんて。
さて、残る心残りは横からのフォルムを乾燥する事。う~ん、、、すると!
北側の袂から下に降りる階段があるのに気付いた。その先には反対側に抜けるボックスカルバートが。
ボックスカルバートの先には畑が広がっていた。そして、そこから念願の橋の姿が。とりあえず、この日はこれで満足。
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