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Channel: 道にあるちょっと古いもの
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(仮称)片倉隧道

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【名称】不明
【所在地】君津市笹
【竣工】不明
【延長】約3m(目測)
【幅員】約4m(目測)
【高さ】約4m(目測)

 

 

2012年1月29日訪問

 

 

もう5年近くも前のこと。片倉ダム近くの駐車場でお馴染みの面々(doodoongoo氏、まきき氏)と待ち合わせ。だが、この日はもう一人のスペシャルゲストがいた。その人は、この日のためにわざわざ関西からやってきたのだ(嘘)

 

「はじめまして、クイック・ニック(←当時)です ( ̄- ̄)ズーン」

 

「は、は、はいぃぃぃ、ぱ、ぱ、パパゲーノと申します。よろしくお願いします (_ _(--;(_ _(--; ペコペコ」

 

 

さて、まきき氏に引率されてやってきた最初の目的地。君津市笹の千葉県道24号千葉鴨川線(ちばかもがわせん)にて。今いるのはココ(←クリック)で北を向いている。

 

この先が、現在の地図にも残る南の細い道から続く旧道らしいとのこと。

 

(この地図は、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したものです。)

 

ここで今昔マップで新旧地形図の比較してみよう。左が明治39年に発行された地形図。右は現在の地理院地図である。大きくカーブを描く現道に対し、旧道はその部分をショートカットしている。地図で見る限りでは、旧道の方が線形がスマートだが、まぁ、それは地形的な問題があるからだ(^-^;

 

そして、赤丸の中にしっかりと隧道の記号が描かれている。なお、現道をショートカットする区間は昭和22年発行の地形図ではすでにキレイさっぱり消えている。

 

 

では旧道に突入。

 

 

旧道は現道より1メートル程高い位置にある。

 

 

振り返り。

 

 

しかし、少し先で道は大きな下り坂に。これが現道に切り替えられた大きな理由のひとつなのだろう。

 

 

坂を下りきった先で道はわからなくなってしまった。耕作地に転用されたようだ。

 

 

とりあえず、進めるところを適当に隧道擬定地に向かって進む。すると、先頭を歩くdoodoongoo氏の声が。

 

「あったよー」(゚д゚)ハッ!!

 

 

声の聞こえる方向に向かうとそれがあった。

 

 

真四角の断面を持つ素掘隧道。南側より。

 

 

だが、隧道内に道はなく、水路が通っていた。

 

 

北側より。う~ん、水路隧道になっているけど?(^-^;

 

 

ひょっとしたら地図の隧道とは別のものかもしれない、ということで、隧道の上に登ってとりあえず東側に向かう。上を歩いたのにはあまり意味はない(^-^;

 

 

数百メートル進むも、別の隧道は現れない。ということで、北側の川(小櫃川水系・清水川)に降りて、先ほどの隧道まで戻ることに。

 

 

つららがびっしり。

 

 

その一本を掴んだクイック・ニック(現・クイック)氏。この後、凄惨な事件が発生、、、してはいない(^-^;

 

 

再び隧道の北側に戻ってきた。

 

 

川の中に杭のようなものが立っていた。

 

 

当時ものとも思えないが、橋の跡だったのかもしれない。

 

 

さて、今度は上流方面へ。

 

 

さすがに1月に川の中を歩くのは冷たい(^-^;

 

 

今度は小さな穴が登場 ∑(゚Д゚)

 

 

穴の手前に思いがけないものがあった。

 

 

レール(を加工した柵?) ∑(゚Д゚)

 

今、某サイトで盛り上がっている房総の林鉄跡はこの近く。このレールもそれに関係あるのかもしれない。この時も、皆でアヤシイと話したのだが、やっぱり林鉄があったのね。

 

 

この穴、どうしてくれよう、、、

 

 

と思っていたら、クイック・ニック氏(当時)がアタック開始 ∑(゚Д゚)

 

 

負けず嫌いのまきき氏も続く(^-^;

 

 

さらにしばらく歩くと現道の片倉橋が見えてきた。

 

 

ここで現道に復帰。

 

ということで、現在では水路隧道となっているものが旧道の隧道であることが確定。

 

 

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奈良田隧道

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【名称】奈良田隧道(ならだずいどう)
【所在地】南巨摩郡早川町奈良田
【竣工】1956(S31)年(「平成16年度道路施設現況調査」より)
【延長】16m(同上)
【幅員】4.4m(同上)
【高さ】3.5m(同上)

 

2016年11月6日訪問

 


南巨摩郡早川町奈良田(ならだ)、山梨県道37号南アルプス公園線の旧道にて。今いるのはココ(←クリック)。

 

 

大きな標識の先に隧道が。

 

 

東側坑口。

 

 

ところで、隧道の隣には広いスペースが。隧道を掘る意味があったのだろうか?ちょっと房総の隧道を思い出してしまう(^-^;

 

 

東側坑口から内部を望む。

 

 

内部から見た東側坑口。

 

 

「平成16年度道路施設現況調査」によれば隧道野延長は16メートル。あっという間に西側に。

 

 

西側坑口から内部を望む。

 

 

西側坑口。

 

 

少し離れてもう一枚。

 

     ※     ※     ※

 

おまけ動画

 

 

 

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三間線4号隧道

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【名称】三間線4号隧道(さんませんよんごうずいどう)
【所在地】君津市奥米
【竣工】2001(H13)年7月
【延長】101.0m
【幅員】3.0m
【高さ】3.2m

 

 

 

2016年8月21日訪問

 

 

君津市奥米(おくごめ)、林道三間線にて。今いるのはココ(←クリック)。東から延びてきた三間線はここの交差点で南に進路を変える。ちなみに、そのまま西に延びる道は香木原線に名前を変える。

 

少し不自然な感じもするのだが、この先で道は名前の由来となっていると思われる三間川に再び寄り添うので、このようになったのだろう。

 

 

分岐するとすぐに緩やかな登り坂となる。路盤には法面の上から崩れてきたと思われる石が散乱している(^-^;

 

 

坂を登り切った先に隧道が待ち構える。

 

 

なぜか隧道の手前で通行止め。分岐のところで予告してくれればいいのに(^-^;

 

 

だが、バリケードは端に避けるように鎮座している。交通の邪魔にならないように配慮されているのかしら?(^-^;

 

 

北側坑口。

 

 

坑口の手前にもプチ崩落が。これが通行止めの原因か?

 

 

あそこからあふれ出しているのか… こりゃ、根本的な対策が必要だなぁ(^-^;

 

 

坑口脇の銘板。正面から見たかったのだが…

 

 

トゲトゲの植物が生えているので、近寄れず(^-^; 実は6月にもここに来て、この銘板も正面から撮影していたのだが、ハードディスクがクラッシュしたせいで一部の写真が欠落、仕方がないので再訪したのがこの日だった。南側坑口にも同内容の銘板があるので、ここでは無理をしなかった。藪に足を突っ込むとヤマビルに喰いつかれそうだったし(^-^;

 

 

北側坑口から内部を望む。

 

 

内部から見た北側坑口。

 

 

内壁の書き込み。

 

 

隧道の延長は101メートル。中央部分がピークになっているようだ。

 

 

南側坑口へ。

 

 

坑口の手前に割れ目からコンクリート鍾乳石が漏れ出している箇所があった。

 

 

南側坑口。

 

 

坑口左側にある銘板。

 

「三間線4号隧道/2001年7月/千葉県中部林業事務所/延長101.0m 巾3.0m/高3.2m/施工 奥村建設(株)」

 

 

南側坑口から内部を望む。

 

 

南側より。

 

     ※     ※     ※

 

おまけ動画。

 

 

 

 

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大樺沢吊橋

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【名称】大樺沢吊橋
【所在地】南アルプス市芦安芦倉
【竣工】不明
【橋長】約30m(目測)
【幅員】約0.8m(目測)

 

 

 

2016年11月6日訪問

前回(2014年11月26日)

 

 

野呂川(早川)の上流、広河原にて。今いるのはココ(←クリック) 支流の大樺沢に架かる吊り橋が見える。右の橋は広河原橋

 

 

広河原橋を渡ると左前方に主塔が見えてくる。

 

 

西側より。

 

 

アンカー。

 

 

冬季閉鎖直前の最終日曜日に来たのだが、紅葉はもう終わっていた。一週間遅かったか…

 

 

下に降りてみたかったが、藪が酷くて断念。現地では気付かなかったのだが、主塔に銘板が付いていた。拡大してみると「大樺沢吊橋/1989年3月/山梨県/道示(1980)人道橋/使用鋼材:SS41/製作:東鋼橋梁株式会社」と記されているようだった。

 

 

西側の銘板。「大樺沢吊橋/環境庁・山梨県」

 

 

さて、渡ってみよう。

 

 

この橋は登山ルートではないからなのか、広河原橋より整備が手抜き?のようだ。

 

 

振り返り。

 

 

中央付近。

 

 

橋の上から南西の上流方面を望む。雪に覆われた北岳の山頂がうっすらと写っている。肉眼でははっきり見えたのだが(^-^; 写真はパノラマ合成。

 

 

地図を見ると、この先にいくつも砂防ダムがあるようだ。

 

 

東側へ。

 

 

渡りきって振り返り。

 

 

東側より。

 

 

東側の扁額。「大樺沢吊橋」

 

 

遊歩道はまだ先に続いているのだが、ここで引き返す。こちら側は橋の下にも行くことができる。その模様は下の動画にて。

 

     ※     ※     ※

 

おまけ動画。

 

 

 

 

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御腹川の水路隧道(仮称・1号隧道)

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【名称】不明
【所在地】君津市怒田
【竣工】不明
【延長】約200m(目測)
【幅員】約1.5m(目測)
【高さ】約5m(目測)

 

 

 

2016年8月14日訪問

 

 

君津市怒田(ぬだ)、小櫃川の支流・御腹川の上流にて。以前紹介した「御腹川の水路隧道(仮称・2号隧道)」の南にて。

 

トンデモナイ水路隧道を抜けた先にコンクリートの擁壁が現れてちょっと拍子抜けしている(^-^;

 

 

少し進むと堰が。その先は木の枝が覆い被さっていて通りにくかったので一旦川から上がることにした。

 

 

あれれ?綺麗に整備された砂利道が現れたのでこれまた拍子抜け。恐らく、服の自治会館かその南の分岐から延びている道に続いているのだろう(未確認)。

 

 

苦労してここまで歩いてきた甲斐がないなぁ、と思いながら進む。

 

 

どこから川に復帰しよう… (写真はパノラマ合成)

 

 

杉林に入るとあっさり川べりに出た。川の先にも道が続いている。おそらくそのまま進めば横尾の方へ出るのだろう。

 

 

川へ復帰。

 

 

流れは穏やかだ。

 

 

再び植林地。

 

 

ここは陸地をショートカットしたっけかな?

 

 

侵食された崖。

 

 

いよいよだ。

 

 

これが御腹川で最も上流にある水路隧道になる。なお、地理院地図には怒田福野線の怒田橋からここまでに5本の隧道があることになっているが、実際には4本しかなかった。のこりの1本は開削されてしまったのか、そもそも誤植だったのか?

 

 

北側坑口(吐口)。

 

 

縦長の隧道だ。このような断面のものを支流でも1本見ている。

 

 

北側坑口から内部を望む。

 

 

内部から見た北側坑口。

 

 

ここも通りやすくてよかった(^-^;

 

 

南側へ抜ける。

 

 

南側坑口から振り返り。

 

 

隧道の先はなかなか雰囲気がある。

 

 

南側坑口(呑口)。

 

 

絶壁に口を開けた水路隧道。写真はパノラマ合成。

 

 

離れてもう一枚。この写真を人に見せたら、人里離れたトンデモナイ秘境だと思われた。意外と近くに集落があるんだけどね(^-^;

 

     ※     ※     ※

 

おまけ動画。

 

 

 

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小田代の水路隧道

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【名称】不明
【所在地】夷隅郡大多喜町小田代
【竣工】不明
【延長】約30m
【幅員】約10m
【高さ】約4m
 

 
2016年12月25日訪問
 
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 
新年最初の物件は最近取り上げる機会が増えている水路隧道です。
 

 
大多喜町小田代(こただい)の養老渓谷観光センター駐車場にて。今いるのはココ(←クリック)
 

 
しばらく待っていると、まきき氏が到着。車の屋根に積んでいるのはウェーダー。あれ?まききさんは奥義ジャブジャブをマスターしたんじゃなかったっけ?
 

 
「大丈夫、ウェーダーなんて要らないって」と無責任にまきき氏を説き伏せて出発。あの崖の下に養老川の支流が流れている。
 

 
最初の目的地はこの先。
 

 
早速テンションが上がる( ̄ー ̄)ニヤリ
 

 
プチ展望台(?)から水路隧道の吐口を見ることができる。
 

 
西側坑口(吐口)。吐口には滝もあって、なかなかの迫力。写真はパノラマ合成。
 

 
プチ展望台の隣に水路隧道に続く道があった。
 

 
簡単にアクセスできそうだ。
 

 
横長の断面。時々こういう断面を見かけるが、強度的には問題ないのだろうか?いや、いままで大丈夫だったのだから、問題ないのか(^-^;
 

 
下流方面を望む。
 

 
坑口の手前に人工的に開けたように見える穴がふたつ。一体どういう目的で開けた穴なんだろ?
 

 
西側坑口(吐口)から内部を望む。
 

 
見事な水路隧道にゴキゲンのまきき氏。その後ろには犬の散歩を人とカップルが。なにを考えながらまきき氏を見ていたのだろう…
 

 
中も歩きやすい。
 

 
内部から見た西側坑口。
 

 
こちらは内部から見た東側坑口(呑口)。
 

 
東側坑口。我々に続いて、犬の散歩の人とカップルもこの水路隧道に興味を持ったようだ。
 

 
隧道の上流で更に支流が合流してきている。
 

 
「うおぉぉぉぉぉ」と叫びながら走り出すまきき氏、ではない(^-^;
 

 
東側の全景。
 
 

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小田代の水路隧道(第二弾)

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【名称】不明

【所在地】夷隅郡大多喜町小田代

【竣工】不明

【延長】約30m(目測)

【幅員】1.5m(目測)

【高さ】1.5m(目測)

 

 

 

 

2016年12月25日訪問

 

 

前回取り上げた養老川支流の水路隧道の東側にて。ここで小さな支流が合流している。

 

 

とりあえず支流を攻めることに。

 

 

切り通しの脇に小さな穴が。

 

 

二五穴サイズの短い穴だが、呑口側は閉塞しかかっている。

 

 

流路を直登すると足を滑らせそうだったので、迂回して反対側に回り込んだ。

 

 

閉塞しかかった呑口。これはどういう用途で作られた穴なのだろう?ここに堰でもあったのかな?

 

 

切り通しを上流側から。

 

 

さて、上流にあるはずの水路隧道を目指す。

 

 

が、倒木が行く手を阻む(^-^;

 

 

仕方がないので、右岸の土手をよじ登る。少し上流方面に進むと、いつの間にか川がなくなっていた(゚д゚)ハッ!!

 

 

どうやら、この辺りに水路隧道が隠れていそうだ。

 

 

再び河床に降りる。

 

 

むっ、あそこがアヤシイぞ。

 

 

さて、坑口はどうなっている?

 

 

あった!南側坑口(吐口)。

 

 

なんとか進入できそうだ。

 

 

内部の状態は良好。

 

 

ただ、天井が低い。腰を曲げて前進(^-^;

 

 

内部から見た吐口。

 

 

カーブを過ぎると…

 

 

坑口が見えてきた。

 

 

まきき氏が付いてくるはずだが、腰が痛くなりそうなので、さっさと先に進む。

 

 

この棒は流れてきて引っかかったのだろうか?

 

 

北側へ。

 

 

完抜け成功!

 

 

北側坑口(呑口)。

 

 

絶壁に開いた呑口。

 

 

まきき氏のライトが見えてきた。

 

 

ゴキゲンのまきき氏。

 

 

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小田日和

 

 

 

加持橋[鍛冶橋]

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【名称】加持橋[鍛冶橋](かじばし)
【所在地】山武市和田/成東
【竣工】2007(H19)年7月
【延長】約20m(目測)
【幅員】約3m(目測)

 

 

2016年9月4日訪問

 

 

山武市和田(わだ)、作田川(さくだがわ)の左岸にて。今いるのはココ(←クリック)。比較的新しめの橋が今日のお題。ありふれた桁橋に見えるのだが…

 

 

橋桁の北側に橋歴板がある。

 

 

「鍛冶橋/2007年7月/千葉県/道示(2002)A活荷重/使用鋼材:SMA490W・SMA400W/設計:和合建設コンサルタント株式会社/施工:JFEエンジニアリング株式会社」

 

この橋歴板の記載をよく覚えておいていただきたい…

 

 

北側より。

 

 

少し離れてもう一度北側から。待避所の標識の奥に見慣れない標識がある。

 

 

こ、これは、、、

 

 

対岸にポールが立っているのが見える。実は、橋を渡った先の道の取り付きに問題があるのだ(^-^;

 

 

北側左の銘板。「加持橋」。

 

えーとー、さっきの橋歴板には「鍛冶橋」と記されていたのだけど… こらっ、担当者!なにやらかしたんじゃ!!!

 

どちらか正式なのかは不明。ちなみに、山武市のウェブサイトにアップされている橋梁位置図(http://www.city.sammu.lg.jp/uploaded/attachment/8427.pdf)でも、その取り扱いに困ったのか、加持橋(鍛冶橋)と記載されている(^-^;

 

自分は知らなかったのだが、加持というのは仏教、特に真言密教でよく使われる用語のようなので、近くの不動院長勝寺(浪切不動院)と関係があるのかもしれない。

 

 

北側右の銘板。「作田川」

 

 

橋の上から東の下流方面を望む。

 

 

西の上流方面。

 

 

さて、先ほども書いた南側の取り付きのズレ具合。一体どうしてこういう事になってしまったのだろう?1975年に撮影された航空写真(CKT7413-C21B-8)に旧橋が写っているが、そちらでは特に前後の道に問題はなかったようだ。確かにこれは夜中など、不注意に車で走ると危ないかも。

 

こらっ、担当者!なにやらかしたんだ!!!

 

 

南側より。

 

 

南側左の銘板。「かじばし」

 

 

南側右の銘板。「昭和19年7月完成」

 

 

こちら側にも待避スペースが。

 

     ※     ※     ※

 

 

さて、南側には下の道に降りられるようになっていた。

 

 

そこには水管橋が。

 

 

この水管橋は先ほどの1975年の航空写真にも写っている。

 

 

西側より。

 

 

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加持力の世界

 

 


小田代の水路隧道(第三段)

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【名称】不明
【所在地】夷隅郡大多喜町小田代
【竣工】不明
【延長】約30m(目測)
【幅員】約2m(目測)
【高さ】約2m(目測)

 

 

2016年12月25日訪問

 

 

先日紹介した小田代の水路隧道(第二段)を抜けるとすぐに次の水路隧道が現れた。

 

 

南側坑口(吐口)。

 

 

今度はどんな隧道だろう。

 

 

南側坑口から内部を望む。

 

 

内部は大変なことになっている。

 

 

内部から見た南側坑口。

 

「えっ、行くの?」なんていいながらも、自分も行く気満々のまきき氏。

 

 

まぁ、短いから気合いで行っちゃえ。

 

 

ということで呑口に、、、のつもりだったのだが、、、

 

 

続きが現れた ∑(゚Д゚) これって、崩落して途中が明かり区間になっちゃったパターン?

 

 

こ、これは、、、高さは1メートルぐらいだろうか。こりゃ、腰にきそうだなぁ。水が流れているので匍匐前進もしたくないし、、、(^-^;

 

 

ということで、崩落箇所(と思われるところ)をよじ登って脱出。奥義ジャブジャブをマスターしたまきき氏なら行くよね?(・∀・)ニヤニヤ

 

 

場所を変えてもう一枚。

 

 

ということで、陸路から呑口を探すことに。上流側にて。


 

 

倒木を乗り越えようとするまきき氏。なぜか、ここで急に( ;´Д`)ハァハァしはじめたまきき氏。

 

5分後、スッキリした顔で「さぁ、行きましょう!」と。

 

 

あったあった。北側坑口(呑口)。

 

 

北側坑口から内部を望む。

 

 

見上げるとまきき氏が ∑(゚Д゚)ハッ

 

 

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一本の白樺 奥日光小田代原―タナカヒトシ写真集

 

 

御腹川の水源地を目指せ

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【名称】御腹川(おばらがわ)
【所在地】君津市怒田
 

2016年8月14日訪問

 

 

小櫃川の支流・御腹川(おばらがわ)の上流部、(仮称)1号隧道の南側にて。今いるのはこの辺り(←クリック)。

 

 

この先、水路隧道はもうなさそうだが、あるものが現れるはず、、、

 

 

川に流れ込む滝。

 

 

日が傾き始めていたが、次から次へと現れる景色についつい先に進んでしまう。

 

 

もう少し早めに出発しておけばよかったなぁ(^-^;

 

 

さらに別の滝も。

 

 

やがてリボンがつけられた木が散見されるようになってきた。

 

 

ここで支流が合流していた。左が本流のようだ。

 

 

何のための札なのか、なんとなく想像つくのだけど、、、

 

 

荒れているようだが、見かけほど通るのは難しくはなかった。

 

 

地図を見るともうすぐ上流端のはず。ここまできたからには行ってみようと決める。

 

 

前方が明るい。

 

 

急にそれまでとは違った穏やかな光景が広がった。

 

 

そして、前方に巨大なコンクリート構造物が(゚д゚)ハッ!!

 

 

いよいよ目指していた場所に着いたようだ。

 

 

小さな流れに不似合いな巨大な堰。現在地はココ(←クリック)。航空写真を見るとわかるのだが、この奥が君津環境整備センターの調整池となっている。

 

久留里や月崎周辺のあちこちに立っている「産廃処分場反対!!」の看板で糾弾されている施設だ。

 

 

これが御腹川の現在の水源。つまり、御腹川の水は処分場から排出されたものだという訳だ。もちろん処理はされているようだが、、、( ;´Д`)

 

 

振り返って見てみる。

 

 

おや、これは?

 

 

ここにも先ほど下流でみられたような札が。おそらく水質調査のモニタリング箇所を示しているのかもしれない。

 

 

ってか、こ、これは、河床跡では?(゚д゚)ハッ!!

 

 

少しだけ進んでみたが、ここで時間切れの撤退。途中で暗くなってしまったらシャレにならないと思ったからだ。なにしろ、途中は足場が悪かったり、山の仲間達のメインストリートの様子なので(^-^; でも、この写真を見ているとこの先がどうなっているのか、気になって仕方なくなってきたぞ(^-^;

 

 

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三間線5号隧道跡、6号隧道

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【名称】三間線5号隧道
【所在地】君津市奥米
【竣工】不明
【延長】不明
【幅員】不明
【高さ】不明

【撤去】不明

 

 

2016年8月21日訪問

 

 

君津市奥米(おくごめ)、林道三間線にて。今いるのは4号隧道の南側のココ(←クリック)。南を向いている。

 

この切り通し、以前は隧道だったようだ。

 

 

これは1971(昭和46)年に発行された地形図(1/25000 坂畑)。三間線の隧道と隧道跡を記入してみた。たぶんこれで全部のはず。

 

 

東側の法面。

 

 

西側は低い。土被りが少なかったので開削されたのかもしれない。

 

 

切り通しの中へ。その先には次の6号隧道のポータルが見える。

 

 

南側より。

 

     ※     ※     ※

 

【名称】三間線6号隧道
【所在地】君津市奥米
【竣工】不明(2002年3月改修)
【延長】80.0m
【幅員】3.0m
【高さ】3.2m

 

 

2016年8月21日訪問

 

 

5号隧道跡に続いて6号隧道。北側坑口。

 

 

坑口左の銘板。「三間線6号隧道/2002年3月/千葉県中部林業事務所/延長80.0m 巾3.0m/高3.2m/施工 新興土建」

 

 

北側坑口から内部を望む。

 

 

内部から見た北側坑口。

 

 

延長を記す書き込み。

 

 

左側にも。

 

 

4号隧道と同様に大きめの縁石が。

 

 

南側でわずかにカーブしている。

 

 

南側坑口へ。

 

 

南側坑口。

 

 

南側の銘板。

 

 

南側坑口から内部を望む。

 

 

南側より。

 

     ※     ※     ※

 

おまけ動画。

 

 

 

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はごろも おさかなでPASTAさんまペペロンチーノ 100g (2068)

 

 

 

大坂川の水路隧道(仮称2号隧道)など

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【名称】不明
【所在地】君津市大坂
【竣工】不明
【橋長】約5m(目測)
【幅員】約3m(目測)

2016年8月14日訪問
 
 
君津市大坂(おさか)、今いるのはココ(←クリック)。大坂ホタルの里の隧道を南に抜けて少し進んだところだ。
 
 
猪の罠があった。また猪の肉食べたいなぁ。
 
 
雨上がりにここを車で訪れるのは危なそうだ(^-^;
 
 
ここで、大坂川を跨ぐ小さな橋が現れた。東側より。
 
 
橋の上から北の下流方面を望む。
 
 
南の上流方面。
 
 
西側より。
 
     ※     ※     ※
 
【名称】不明
【所在地】君津市大坂
【竣工】不明
【延長】約20m(目測)
【幅員】約2m(目測)
【高さ】約5m(目測)
 
2016年8月14日訪問
 
 
橋を過ぎると左右に耕作放棄地らしい土地が広がる。
 
 
進行方向向かって左手に水路隧道があるはず。ということで、ようわからないが適当に突っ込んでみる(^-^;
 
 
あった(゚д゚)ハッ!!
 
 
川に降りて近づいてみたいところだが、河床まで2メートルはありそう。気合いで飛び降りても、戻ることができる保証はない(^-^;
 
 
ということで、これが精一杯。北側坑口(吐口)。
 
     ※     ※     ※
 
 
そう、隧道には当然反対側の坑口があるのだ。ということで、南側に。
 
 
あった!
 
 
こちらは簡単に河床に降りられた。
 
 
南側坑口(呑口)。
 
 
坑口手前の石まではなんとか行くことができた。しかし、その先はかなり深そうで長靴だと水没確実。北側で河床に降りていたら、涙目で隧道をジャブジャブする羽目になっていたなぁ(^-^; うん、今度、まきき氏にジャブジャブしてもらおう。
 
 
南側坑口から内部を望む。
 
 
南側より。写真はパノラマ合成。
 
     ※     ※     ※
 
おまけ動画。
 
 
 
 

小田代の水路隧道(第四段)

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【名称】不明
【所在地】夷隅郡大多喜町小田代
【竣工】不明
【延長】約100m(目測)
【幅員】約1m(目測)
【高さ】約2m(目測)
 
 
2016年12月25日訪問
 
 
大多喜町小田代(こただい)、養老川の支流の更に支流にて。今いるのはココ(←クリック)。先日紹介した水路隧道の北側の上流方面に進んだところだ。
 
 
ここで、思いがけず、滝が現れた。これじゃぁ遡上できないじゃないか∑(゚Д゚||)ガーン
 
 
仕方なく笹藪をかき分けて一旦国道465号に出ることに。写真に写っているのはおなじみのまきき氏。むちゃくちゃアヤシイ奴ぶりだなぁ(^-^; え、え、えーと、ボク、あのヘンな人のことなんか知りませんっ!!
 
 
少し進むと見つけてしまった、、、
 
 
次の水路隧道だ!!!
 
 
西側坑口(吐口)。写真はパノラマ合成。
 
 
隧道に入る前に、先ほどの滝の上まで戻ってみた。
 
 
さっきはあそこからこっちを見ていたんだなぁ。
 
 
さて、水路隧道にアタックだ。
 
 
内部は真っ暗。
 
 
西側坑口から内部を望む。
 
 
内部から見た西側坑口。
 
 
入洞して10メートル程で左にカーブしている。
 

ザーザーという音が聞こえるのがちょっと不安だ、、、(^-^;
 
 
明かりを置くための凹みだろうか。第二次大戦中に作られた地下壕にもよく見られるものに似ている。
 
 
振り返るとまきき氏も入洞しようとしている。
 
 
カーブの外側が深くえぐれている。
 
 
カーブの先にザーザー音の正体が現れた。滝だ。
 
 
よし、なんとか登れそうだ。
 
 
滝の上の水たまりもクリアできそうだ。
 
 
水路はまだまだ続く。
 
 
振り返るとまきき氏のライトの灯りが。
 
 
さらに前進。
 
 
ここで、水路が分岐していた。写真では解りにくいかもしれないが、右が上流、そして左にも穴が続いていた。
 
 
左に続く穴はこれ。今では坑口が崩落して用をなしていない。吐口だったのか、それとももうひとつの呑口だったのか、、、しかし、現地ではその辺りの探求はする気にならなかった。だって、もっと気になることがあったので、、、
 
 
というのも、上流方面のこの状況∑(゚Д゚)ガーン
 
 
でも、なんとか突破できた。その突破手段は、呑気に写真を撮っているまきき氏に実演してもらおう。
 
 
はい、ここはこうやって突破した。あれ、ズボン濡れてるし… どこで水没させちゃったの?(・∀・)ニヤニヤ
 
 
「こらっ、おっさん!いつまでこの姿勢させておくつもりや!ワシは大股開きさせるのは得意だけど、自分で大股開きするのは苦手なんや!!」とまきき氏。
 
 
続いて更にもうひとつの削れエリアがあったが、こちらはあまり苦労せずに突破。
 
 
「こらっ、おっさん、はよ行って様子見てこいや」と、まきき氏。
 
 
ここまで来て、突破不能だったりしたらイヤだなぁ。などと思いながら…
 
 
クランク状になった最後のカーブを過ぎると…
 
 
やった、呑口だ。これで完抜け確定! 「まききさ~ん、大丈夫だよ~」
 
 
内部から見た東側坑口(呑口)。
 
 
入洞時間20分弱だったというのに、久しぶりに日の光を見たような気がした(^-^;
 
 
東側坑口。
 
 
東側坑口から内部を望む。
 
 
東側より。
 
ここ、少なくとも今は農業用水ではなくて生活排水を流す水路だよな。。。前の隧道までは気付いていなかったけど、この隧道の中ってやたらとかび臭かったし。。。
 
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \/ \
 
 
数分後、まきき氏も無事生還。
 
 
 
 
 
 

国道410号の旧道(鴨川市横尾)

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【名称】国道410号(旧道)
【所在地】千葉県鴨川市横尾


2017年1月29日訪問

 

 

鴨川市横尾、国道410号にて。今いるのはココ(←クリック)。北を向いている。カーブの外側にあるスペースが以前から気になっていた。

 

 

よくよく見ると、ガードレールで封鎖された道があるじゃないか(゚д゚)ハッ!!

 

 

バリケードの先の様子。まきき氏によると、この先の道は国道の旧道だという。ただ、この部分は現道が開通したときに作られたアクセス路ではないかとのこと。

 

 

あの辺りから本来の旧道になるのだろうか。現道にある橋の竣功時期から察するに、この道が廃道になって20年程経ってるようだ。

 

 

路肩は大きく崩落している。

 

 

現道方面を振り返り。

 

 

舗装は剥がされたのだろうか。

 

 

今いるのはココ(←クリック)。この先で道は大きくカーブする。

 

 

カーブの奥は植林地になっているようだ。

 

 

そして砂防ダムも。

 

 

ヘアピンカーブの全景。写真はパノラマ合成。

 

 

カーブの下には暗渠通っていた。

 

 

現役時代からのものだろうか。

 

 

内部の様子。まぁ、これ以上先に行くことはないだろう(^-^;

 

 

続いてまきき氏も。

 

「関西のQっておっさんなら、ここも入ってくぜ、頭イカレてるからなー (・∀・)ニヤニヤ」と。

 

※まきき氏の「イカレてる」は賞賛の言葉、、、のはず。

 

 

カーブの先。現役時代の様子を比較的よく残していると思われる区間。

 

 

擁壁も良い感じだ。

 

 

そして、舗装も残っていた。(゚д゚)ハッ!!

 

 

振り返り。

 

 

しかし、良い感じの廃道はすぐに終焉を迎える。

 

 

支柱のみ残るガードレールの先に、、

 

 

生い茂る雑草と封鎖のバリケード。

 

 

ネットの地図では、この付近で旧道は現道と繋がっているかのように描かれているが、実際には現道は5メートル程の高低差がある。

 

 

そしてその先は雑草だらけ。

 

 

この下は現道だ。それでも雑草をかきわけ、しばらく進んでみたものの、数メートルでどうにも先に進めなくなった。

 

 

ということで、元来た道を戻り現道に。最後のバリケード付近を見上げる。

 

 

 

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あじさい橋

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【名称】あじさいはし
【所在地】香取郡多古町多古
【竣工】1989(H1)年3月
【延長】約30m(目測)
【幅員】約2m(目測)

 

 

2017年3月5日訪問

前回(2012年6月10日)

 

 

ひさしぶりに栗山川を見たくなり、多古町・あじさい公園の駐車場へ。ここから上流方面に向かう。

 

 

走り出してから気付いたのだが、もう少し緑の濃い時期の方が景色が圧倒的に綺麗だ(^-^; 公園内の歩道橋。南の下流側より。

 

 

まぁ、普通の歩道橋だ(^-^;

 

 

西側より。

 

 

西側右の銘板。「あじさいはし」

 

 

西側左の銘板。「栗山川」

 

 

照明。

 

 

床はツートン。というか、中央の白はセンターラインのつもりなのかな?

 

 

橋の上から南の下流方面を望む。

 

 

北の上流方面。

 

 

東側より。

 

 

こちらには車止めが。

 

 

たぶん、車止めがないと、東側の駐車場から橋に入り込むことが可能だからなのだろう。

 

 

東側の袂より。

 

 

東側右の銘板。「あじさいはし」

 

 

東側左の銘板。「平成元年三月完成」

 

 

下から。

 

 

北側から。

 

 

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冬のあじさい/熱燗

 

 

 


泉水隧道跡

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【名称】泉水隧道
【所在地】夷隅郡大多喜町泉水
【竣工】1877(M10)年(「隧道データベース」より)
【延長】39m(同上)
【幅員】3.2m(同上)
【高さ】2.5m(同上)

【撤去】不明(1970年代半ば?)

 

 

 

2017年3月12日訪問

 

 

この日は大多喜県民の森第2駐車場(久半谷隧道東側)から出発。第1駐車場もあるのだが、そちらは16時半には封鎖されてしまうのだ。

 

 

今いるのはココ(←クリック)。いい感じのお地蔵さん、帽子を作ってもらったようだ。

 

 

道の真ん中で猫が毛繕いをしていた。

 

 

現在地はココ(←クリック)。あ、前にある探索で来たことあるぞ(^-^;

 

 

仁王門と金剛力士像は町の文化財に指定されている。

 

 

案内板。

 

 

こちらは向かって右の像。案内板によれば阿形(あぎょう)というらしい。

 

 

そして左は吽形(うんぎょう)。どちらも素人目でも見事なものと解る。

 

     ※     ※     ※

 

さて、ここから本日の本題。

 

 

県道172号大多喜里見線(おおたきさとみせん)に出て少し西進。今いるのはココ(←クリック)。この先にかつて隧道があった。

 

(この地図は、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したものです。)

 

さて、ではまず旧版地形図の確認から。左は1947年に発行された地形図。右が現在の地形図。旧版地形図に小さな隧道の記号が記されている。ホントに隧道があったのかと心配になるような小さな表記だが、隧道データベースにも記載があった。それによれば、隧道の竣功は明治10年。これは同データベースで竣功年が記載されている隧道の中では県内最古となる。

 

 

次に航空写真で確認を。まずは、1971年10月28日に国土地理院が撮影したもの(MKT713X-C2B-12)。西側坑口らしきものも写っている。

 

 

ところが、1975年1月3日撮影のもの(CKT7414-C5C-3)になると異変が発生している。なんと、隧道上がハゲ山になっているではないか∑(゚Д゚) ひょっとしてたら、これは開削工事中の様子なのかもしれない。

 

 

そして1982年12月10日撮影のもの(KT826X-C9-5)では切り通しに。開削完了。。。

 

 

さて、現在の隧道跡。東側より。

 

 

北側の法面。

 

 

小さな凹みが。

 

 

定番の馬頭観世音。

 

 

南側の法面。かなり逆光気味(^-^;

 

 

西側より。

 

 

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三間線7号隧道跡、8号隧道

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【名称】三間線7号隧道
【所在地】君津市奥米
【竣工】不明
【延長】不明
【幅員】不明
【高さ】不明

【撤去】不明

 

2016年8月21日訪問

 

 

君津市奥米(おくごめ)、林道三間線にて。今いるのはココ(←クリック)。6号隧道を抜けて坂を下ってきたところだ。

 

 

産業廃棄物の不法投棄で有名な千葉。もっとも、これは産廃ではないのだろうが、こんな所にまでわざわざ捨てに来なくてもいいのに… ゴミはクリーンセンターに直接持ち込むのが手っ取り早いのではないかと思う今日この頃。

 

 

コンクリ舗装が途切れる。といっても、ここまでも、ここから先も途切れたり復活したりなのだが(^-^;

 

 

ダートの路盤はひどく掘り返されていた。

 

 

ここは前に来た時も水が溢れていたっけ。

 

 

一瞬コンクリ舗装が復活したが、またダートに。

 

 

植林地を通り、カーブを抜けると、、、

 

 

切り通しが現れた。今いるのはココ(←クリック)。

 

 

この切り通しは以前は隧道だった。北側より。

 

 

これは、1971(昭和46)年に発行された地形図(1/25000 坂畑)に三間線の隧道と隧道跡を記入してみたもの。この切り通しは7号隧道。えっと、名前は確認した訳ではないのだが、6号隧道と8号隧道の間にあるのだから、7号隧道であることは99.9%確実かと思われ。

 

 

西側の法面。

 

 

東側の法面は随分と低い。

 

 

前の写真にも映っていたが、切り通しのすぐ先に次の隧道が控えている。

 

 

南側より。

 

     ※     ※     ※

 

【名称】三間線8号隧道
【所在地】君津市奥米
【竣工】2003(H15)年3月(改修?)
【延長】91.0m
【幅員】3.5m
【高さ】3.2m

 

 

2016年8月21日訪問

 

 

さて、それでは隧道に。

 

 

北側坑口。反対側の坑口が不自然な形で見えている。ということは、内部はあのパターンか・・・

 

 

坑口左脇の銘板。

 

「三間線8号隧道/2003年3月/千葉県中部林業事務所/延長91.0m 巾3.5m/高3.2m/施工 新興土建(株)」

 

 

北側坑口から内部を望む。内部で軽くカーブしているため向こうの坑口が欠けて見えている。

 

 

内部から見た北側坑口。

 

 

内部は湿度が高いのか霧状態(^-^;

 

 

内部のカーブは、ただのカーブではなくS字状のもの。

 

 

内部から見た南側坑口。

 

 

南側坑口。

 

 

南側の銘板。もちろん内容は北側と同じだが、なぜか材質が違う。

 

 

南側坑口から内部を望む。

 

 

南側より。

 

林道はこの先数百メートルで行き止まり。隧道もここで最後なのだが、終点までにまだいくつか面白いものがある( ̄ー ̄)ニヤリ それはまたいつか。

 

     ※     ※     ※

 

おまけ動画。

 

 

 

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新さんまさん論―――なぜ人を飽きさせずに売れ続けるのか

 

 

 

 

大坂の素掘隧道(第2弾)

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【名称】不明
【所在地】君津市大坂
【竣工】不明
【延長】約30m(目測)
【幅員】約3m(目測)
【高さ】約3m(目測)

 

 

2016年8月14日訪問

 

 

君津市大坂(おさか)、名称不明の林道にて。今いるのはココ(←クリック)。以前紹介した素掘隧道の北側だ。ここから更に奥に進む。

 

 

Yahooの地図では隧道の印だけポツンと描かれていて、道は載っていないが、実際はこのように車道規格の道が存在する。あ、いや、路盤がこれだけ荒れ気味だと、元車道というべきだろうか。まぁ、軽トラやジムニーを操る人達はこれぐらいなら結構平気で入ってきそうだけど(^-^;

 

 

比較的大きめの切り通し。

 

 

向かって左(西側)の法面。

 

 

右側の法面。

 

 

通り過ぎて振り返り。

 

(この地図は、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したものです。) 

 

ここで、歴代の地形図を確認してみよう。いつものように今昔マップから。左は平成19年発行の、右は現在の地形図。現在の地形図には道こそ描かれているものの、隧道は記されていない。それに対して、平成19年のものは1ヵ所隧道があることになっている。

 

(この地図は、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したものです。)

 

次に、時代を遡って、昭和57年発行の地形図を見てみる。同じく1ヵ所隧道があることになっているが、場所が違うし!!! (゚д゚)ハッ!!

 

(この地図は、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したものです。)

 

最後に昭和22年発行の地形図を見ると、2本の隧道記号が。実はこれが現状に最も合致している。終戦直後の大変な時期だったってのに(^-^;

 

 

さて、1本目の隧道から5分ほどで次の隧道の登場。

 

 

この、反対側がどうなっているのか解らない状態がワクワクする(笑)

 

 

とりあえず、向こう側の坑口も無事に開口しているようだ。ただ、ちょっと形が…

 

 

南側坑口。

 

 

少し構図を変えてみる。

 

 

南側坑口から内部を望む。向こう側の坑口、素掘にしては珍しい綺麗なアーチになっている。

 

 

内部から見た南側坑口。めずらしくフラッシュを使ってみたけど、けっこういい感じで撮れた。

 

 

北側に向かって若干の上り勾配になっているように見える。これは地層のせいによる錯覚だけではなく、実際に上りになっている。

 

 

内部から見た北側坑口。少し土砂が積もり気味なのだろうか?

 

 

隧道の北側に出ると道の状況が一気に変化する。

 

 

というか、これじゃ四輪車の通行は絶対無理(^-^;

 

 

北側坑口。

 

 

少し離れてもう一枚。右側は谷状に落ち込む地形になっている。写真はパノラマ合成。

 

 

この先も道は少し広がる箇所があるものの、基本的に細いまま。少しだけ先に進んでみたが、隧道もなさそうなので、引き返した。ちなみに、この後に向かったのは、大坂川上流の素掘隧道水路隧道群だったりする。

 

     ※     ※     ※

 

おまけ動画

 

 

 

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ふれあい橋

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【名称】ふれあい橋(ふれあいはし)
【所在地】南巨摩郡身延町上之平
【竣工】1993(H5)年5月
【延長】約60m(目測)
【幅員】約1.5m(目測)

 

2016年11月7日訪問

 

 

身延町上之平(うえのたいら)。甲斐黄金村・湯之奥金山博物館の駐車場にて。今いるのはココ(←クリック)。

 

前の晩、下部温泉の宿で一泊し、土産物でも見てみようかと駅の近くまで来てみたものの、これといったものがなかったので、代わりに(?)橋でも見ていこうかと思ったところだ(^-^;

 

 

下部川に架かる歩行者専用の橋。

 

 

南側より。

 

 

これはなんだろう??

 

 

南側右の銘板。「ふれあいはし」

 

あちゃー、萎える名前の最右翼が来ちゃったよ。。。( ;´Д`)ゝ

 

 

南側左の銘板。「平成5年5月竣工」

 

 

月曜日朝の温泉地は人影もまばら。

 

 

橋の上から東の上流方面を望む。

 

 

西の下流方面。

 

 

北側より。

 

 

北側右の銘板。「ふれあい橋」

 

 

北側左の銘板。「下部川」

 

 

主塔が1本の斜張橋。人道用の小さい橋ならこの程度でも充分な強度が確保できるのかな。

 

 

東側より。

 

 

離れてもう一枚。

 

 

 

 

赤人塚

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【名称】赤人塚
【所在地】東金市田中
【竣工】不明
 

 

2017年4月2日訪問

 

 

東金市田中、今いるのはココ(←クリック) 記念碑らしきものが見えたのでちょっと寄り道してみた。

 

 

よくある土地改良工事の記念碑だった(^-^; 揮毫は故沼田武元知事。この種の記念碑の揮毫でもっとも頻繁に見る名前だ(^-^;

 

 

ついでにお寺さんも見ていこうか…

 

 

お題目の刻まれた塔。調べてみたら、題目塔というらしい。そのまんまの名前だったんだ(^-^;

 

 

天明元年は1781年。

 

 

お寺の名前は法光寺。案内板を見ると由緒あるお寺さんのようだ。

 

 

門。

 

 

扁額。

 

 

本堂。なお、この本堂の近くに面白いものがあったのだが、興味のある方は直接見に行っていただきたい。

 

 

隣り合った神社。鹿渡(かのと)神社というらしい。

 

 

鳥居の先にちょっと面白いものがあった。

 

 

石灯籠の先にあるのは、あれは、狛犬だよね?

 

 

しかし、狛犬っぽくない。これを見た知人は「普通の犬が狛犬になっているのってめずらしくね?」と言っていたが…

 

 

毛を刈り取ったばかりの羊にも見える… あ、もしかして、こいつは毛を刈り取られたばかりの狛犬なのか?(゚д゚)ハッ!!

 

     ※     ※     ※

 

 

法光寺を後にし、今いるのはココ(←クリック)。この先に本日のお題のものがある。

 

 

50メートル程進むと見えてきた。

 

 

冒頭に続きまたしても石碑だが、こちらはもうすこし由緒あるものだ。

 

 

赤人塚。地図で見つけてなんだろうと思って来てみた。そもそも塚じゃなくて田んぼしかないし(^-^;

 

 

刻まれているのは、万葉の歌人・山部赤人の歌。「田子の浦ゆうち出でて見れば真白にそ富士の高嶺に雪は降りける」

 

あれっ、おいらの記憶にあるのとちょっと違うぞ?「田子の浦にうち出でてみれば白妙の…」じゃなかったっけ? というのも、この石碑に刻まれているのは万葉集に収録されている歌。一方、「白妙の…」は百人一首のものだった。どういういきさつなのか、少し変更されたようだ。

 

しかし、田子の浦の歌の石碑がなんでこんなところに? 実は山辺赤人は上総国山辺郡の出身だったという伝説があるらしい。山部≒山辺つながりで、江戸時代の頃に言われ始めたという。限りなくガセネタに近い伝説のようだ(^-^; そして、以前は実際にここに円墳があって、山部赤人の墓といわれていたとのこと。

 

 

石碑の裏はなにもなし。

 

あるブログで、江戸時代に国学が浸透し、万葉集などを学んだ地元民が「ヤマベっていうんだからウチの出身にちがいないっぺよ」と言い出して、塚と伝説を作ったのではないか、という説が述べられていたが、そうだ、そうに違いないと思わず膝を打ってしまった。

 

 

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真赤人参 種 40粒

 

 

 

 

 

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