【所在地】夷隅郡大多喜町小田代
【竣工】1954(S29)年(「平成16年度道路施設現況調査」より)
【延長】74m(同上)
【幅員】3.3m(同上)
【高さ】2.4m(同上)
2015年6月14日訪問
前回(2011年4月3日)
前々回(2010年12月6日)
大多喜町小田代(こただい)、夕木川(蕪来川)沿いの道(たぶん町道)にて。現在地はこの辺り(←クリック) 蕪来四号隧道を過ぎて南に進んでいる。時刻は夕方6時20分、曇り空で辺りは薄暗くなりかけている。
あのカーブの先に次の隧道がある。
車で通る時は対向車が来ないかヒヤヒヤなのだが、チャリでは心配ゼロでワクワク。
北側坑口。
北側坑口から内部を望む。
この隧道も内部の地層が見事。
「平成16年度道路施設現況調査」によれば、延長は74メートル。もう少し短いような気もしなくもないが、それでもこの周囲の素堀隧道の中では圧倒的に長い。
ここを初めて通ったのは5年ぐらい前のことだろうか。その日、白岩温泉に向かっていたのだが、国道465号の筒森隧道が崩落のためまさかの通行止め∑(゚д゚; )ガーン 普通に迂回していたら1時間ぐらいかかってしまいそう。という事で途方に暮れていたのだが、ふと「トンネルコレクション」というサイトで見かけた道のことを思い出した。で、思い切って突入してみたのがこの道だったのだ。
おいらは元々変な道に好んで突入するという奇癖はないので、かなり緊張したっけ。この日と同じように夕闇迫るなか、慣れない道をひた走る。丁度、この隧道にさしかかった時、カーステレオから晩年のバーンスタインの指揮する超スローテンポのチャイコフスキー「悲愴」の終楽章が流れていた。左右に転がる石ころでタイヤをパンクさせたら大変なことになる、と思いながら運転していたのを思い出す(^-^; ともあれ、この道を知っていたおかげで、宿の夕食に無事に間に合ったのだった。
斜めの地層のせいで片勾配になっているように見えるが、それは錯覚。路盤はほぼ水平だ。
南側坑口へ抜ける。
南側坑口。
南側坑口から内部を望む。
南側より。
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