【名称】向畑隧道(むかいばたけずいどう)
【所在地】南房総市和田町小川
【竣工】1970(S45)年(「平成16年度道路施設現況調査」より)
【延長】97m(同上)
【幅員】4.7m(同上)
【高さ】4.2m(同上)
2015年4月19日訪問
南房総市和田町小川、千葉県道296号和田丸山館山線(わだまるやまたてやません)にて。現在地はココ(←クリック) ちょうど、先日紹介した向畑2号隧道跡から次の隧道を見ている。
「平成16年度道路施設現況調査」によれば、昭和45(1970)年の建設となっているが、ここも明治の地形図にも記載されている。この蒲鉾形の断面も古さを感じさせる。内房の国道127号に点在する戦時中に整備された隧道と似ている。ここも戦時中に拡幅されているのだろうか?
坑口手前の凹みだが、これは何のために?付近でこのような凹みに石碑や地蔵を置いてあるケースに多く遭遇したが、ここは空っぽ。
北側坑口。
北側の扁額。「向畑隧道」
北側坑口から内部を望む。
内部から見た北側坑口。
隧道の内部はしっかりとした施工がなされている。これも先ほど引き合いに出した127号の隧道と似ている。
南に抜けると和田の海はもうすぐそば。
こちらの凹みには石碑がある。
馬頭観音が牛頭観音に挟まれている。明治~大正の日付が刻まれている。
北側はいかにも山里という風景だったのだが、こちらは心持ち漁港の雰囲気が漂う。なんというか、建物が建て込んでいるところとか… 漁港があることを知っているからそう思えてしまうのかな?(^-^;
振り返って南側坑口。
南側の扁額。「向畑隧道」
南側坑口から内部を望む。
南側より。
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