Quantcast
Channel: 道にあるちょっと古いもの
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2294

(仮称)旧川隧道

$
0
0

【名称】不明
【所在地】君津市奥米
【竣工】不明
【延長】約5m(目測)
【幅員】約2m(目測)
【高さ】約2m(目測)



2015年11月29日訪問

(仮称)旧川隧道

君津市奥米、現在地はココ(←クリック) ただし、Yahoo地図の道路の線形が間違っているので、これを見ると逆に現在地が掴みにくくなるかも(^-^;

(仮称)旧川隧道

登坂を進むと隧道が見えてきた。

(仮称)旧川隧道

垂直に切り立った岩壁にボツンと口を開けた素掘の隧道。これを見れば、ここは一体どれだけ秘境なんだ!あの先にはどんな光景が展開しているんだ!と期待に胸を躍らせることだろう。おいらもテンション上がったし(笑)

(仮称)旧川隧道

ちなみに、方角的には西側の坑口になる。正面から撮りたいところだが…

(仮称)旧川隧道

正面に回り込むと転落してしまう… (^-^; この西側坑口は隧道を出た途端直角に曲ががらなければならないというありえない接道ぶりなのだ(^-^;

(仮称)旧川隧道

坑口前で三間川を見下ろす。

(仮称)旧川隧道

今度はもう少し広い構図で。写真はパノラマ合成。

(仮称)旧川隧道

登ってきた道を振り返る。現役時代、軽トラぐらいは走ったりしたのだろうか?

(仮称)旧川隧道

さて、内部へ。路盤は少々荒れ気味。そして、反対側の坑口にバリケードが。よく考えれば解ることなのだが、この時は軽く驚いた。一体この先、どうなっているの?

(仮称)旧川隧道

内部から見た西側坑口。全速力で走り抜けたりすると、そのまま20メートル下の三間川にダイブだ(^-^;

(仮称)旧川隧道

そして、内部から見た東側坑口。

その前に…

(仮称)旧川隧道

バリケードを背に、東側坑口から内部を望む。

さぁ、用意はいいかな、、、

(仮称)旧川隧道

はい、ドン。

バリケードを乗り越えると、西側坑口とは全く違う、モルタルで塗り固められた穴がそこにあった(^-^;

(仮称)旧川隧道

のどかな田園風景。あれっ、さっきまで山奥の秘境にいなかったっけ?

(仮称)旧川隧道

ここで、ようやく思い出した。いや、ちょっと考えれば明らかなことなのだが、吊り橋を見たり、川べりに降りたりしているうちに、すっかり現地の状況を忘れていたのだ。

(仮称)旧川隧道

先ほども書いたように、Yahoo地図(Googoleマップやマピオンなども)に描かれている道筋は間違っている。現状はこの国土地理院地図の通り。

地図左上方面からやってきたおいらは、まず廻田橋を鑑賞。そしてその南側の袂から青線で示した旧道と思われる道に入り込んだ。続いてその先で吊橋を堪能。その後、途中の分岐まで戻り、隧道の西側坑口にたどり着いたのだ。

少し古い航空写真を見ると、廻田橋はなく、吊橋のみが写っている。現在では吊橋の西側は道らしい道が残っていないのだが、これが旧道だったことはまず間違いないだろう。そして、国土地理院以外のネット地図はその旧道をいまだに載せているようだ。ただ、この旧道も見ての通り、吊橋から真っすぐ隧道に向かっている訳ではなく、斜面の途中で折り返している。奥に民家があるので、車が通ることもあったと思うのだが、現役時代はどんな様子だったのだろう。

なお、おいらは吊橋や周囲の風景に魅了されているうちに、現道が続いていることをすっかり忘れて、隧道の先にはさらなる険しい地形があるんじゃないか、と勝手にwktkしていた。アホだね(^-^;

(仮称)旧川隧道

それにしても、東側坑口の峻厳と言ってもいい姿に比べて、この東側坑口の姿の生ぬるさは…(^-^; これを先に見たら、バリケード越しにカメラだけ内部に突っ込んで、「OK問題なし」で処理してしまったかも(^-^;

(仮称)旧川隧道

さて、廻田橋の南側においてあるチャリのところに戻ろう。今度は現道を通って。

なお、現在地はココ(←クリック) 航空写真モードで開くようにしておいたが、地図モードよりむしろ位置がわかりやすいかも。

(仮称)旧川隧道

廻田橋まで戻ってきた。

     ※     ※     ※

おまけ動画


西側の直角カーブぶりに注目!



にほんブログ村 その他生活ブログ 道・道路へ
にほんブログ村

古道・廃道 ブログランキングへ


秋葉古道と愛岐地方の旧河道





Viewing all articles
Browse latest Browse all 2294

Trending Articles