【名称】宿原橋
【所在地】君津市宿原
【竣工】1968(S43)年
【延長】65m(「土木学会附属土木図書館・橋梁史年表」より)
【幅員】8m(同上)
2016年1月10日訪問
君津市宿原(しゅくばら)、国道410号の旧道にて。現在地はココ(←クリック) この区間は道に面する民家もほどんどないため、旧道となった今では釣り人か物好き以外の交通はほとんどないようだ。
北側より。
親柱を撮ろうか…、と思ったら、いきなり旧橋の橋台が目に飛び込んできた。
対岸(南側)の橋台。しかし、南側はそのまま真っ直ぐ進めば山に突き当たってしまう。後でそちらの旧々道も見ていただくが、ひどく悪い線形の道。とはいえ、少しでも橋長を短くするためのやむを得ない措置だったのか。地図を見ると、現存する橋が川の流れに対して直角二等辺三角形の斜辺のように架かっているのがわかる。ってことは、旧橋の橋長は65メートルのルート2分の1倍(≒47メートル)程度だったのだろうか。
アップしてみる。下半分が黒ずんでいる。下流の三島ダムが満水時はあそこまで水位が上がるのだろうか?
足下を見るとこちら側(北側)の橋台も残っていることが解った。
旧橋橋台の上より。
北側左の親柱。「宿原橋」
にゃんこが逃げもせずに撮影に応じてくれた。
北側右の親柱。「小糸川」
こちらも、若干警戒気味ではあるが、それでも野良猫らしくサッと逃げる訳でもない。どちらも毛並みも良いし、栄養状態も良好な様子。捨て猫なのか、釣り人に魚でも貰っているのか?
さて、橋上へ。
旧道落ちしてからの利用率の低さ故か、ほとんどメンテナンスされていない様子、、、( ;´Д`)
橋の上から東の下流方面(三島ダム方面)を望む。写真はパノラマ合成。
穴、、、じゃないよね?(^-^;
西の上流方面。
南側より。
こちらの親柱は、痕跡こそあるものの、、、
左右ともに扁額は残っていなかった。
さて、今度は南側の右に伸びる旧々道へ。
路盤はダート。元々ダートだったのか、それとも舗装を剥がされてしまったのか。
左カーブ。この先に橋台があるはず。
先ほど対岸から見えた南側橋台の上に出た。
南側から見た北側橋台。
橋の全景も見える。写真はパノラマ合成。
にほんブログ村
地理 ブログランキングへ
一度は泊まりたい 粋な宿、雅な宿