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Channel: 道にあるちょっと古いもの
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二等三角点・坂本

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【点名】坂本(さかもと)
【基準点コード】TR25340018901

【等級種別】二等三角点
【所在地】長生郡長南町大字坂本字田宿2900番地
【選点】1898(M31)年5月10日
【設置】1899(M32)年2月1日
【緯度】北緯35度24分01.6616秒
【経度】東経140度14分43.1614秒
【標高】76.09m

【訪問日】2019年2月3日

 

 

長南町千手堂(せんじゅどう)、圏央道の茂原長南IC前に来ている。目的地はこの山の上にある。

 

読んでいる方には面白いのかどうか解らないのだが、訪問する者としてはスタンプラリーをしているような楽しみのある三角点探訪。時には道がないので、どう行ったらいいのか途方に暮れるところもある。ここもそのひとつ。

 

点の記によれば、17年前に国土地理院の職員は南側の民家から山に入っているようだ。だが、公務ではなく、あくまで趣味としている者としては、同じルートを取るのは少々気後れするものを感じる。それにストリートビューで確認したところ、とても道がありそうには見えない、というか激藪のようにしか見えない(^-^;

 

ということで、少なくとも人目を気にしなくてよさそうな北側からのアプローチを試みることにした。

 

 

「さーて、どっかいい道ないかな…」と独り言を言いながらウロウロしていると、一本の登山道が見えてきた(`・ω・´)シャキーン

 

このヤックスドラッグと笠森観音の看板の裏を通り、山に入っていく道がある(ように見える)ではないかっ!

 

ちなみに、ヤックスドラッグはその名の通り、ドラッグストア。千葉薬品が運営しており、千葉の住人にはおなじみのものだ。24時間営業の店舗が多く、マ●モ●キ●シやウ●ル●アやト●イ●ェ●より便利なんじゃないかと思っている。それから、PB商品の竹岡ラーメンが秀逸。なんと、竹岡ラーメンの名店と呼ばれる店とほとんど同じ味を袋麺んで味わうことができるのだ。もっとも、インスタントの乾麺を使って、(某M氏曰く)「お湯に醤油打ち込んだだけみたいな味のスープ」の竹岡ラーメンなのだから、袋麺になっても、名店の味と大差ないのは当たり前なのだが…(^-^;

 

 

さて、ひょいひょいと登って振り返り。この道を右に行くと、今はロータリーで行き止まりだが、いずれは一宮までバイパス(長生グリーンライン)が開通する予定となっている。以前、まだ未供用の黄金橋境部田橋を紹介したが、その後も着々と工事は進んでいる。

 

 

さて、道が見えたとおもったのだが、、、それはどうやら幻覚だったようだ。。。(^-^;

 

だが、引き返すのもシャクかつ面倒なので、こういう場合の常としてそのまま突っ込む。散々ルートで悩んでいながら、結局力技になるという。。。(^-^;

 

 

で、次の一枚は山の上のもの。実はこの間、結構苦労した。垂直な崖から生えた木につかまってよじ登るような強引な真似をしてここまで登ってきた(^-^;

 

まきき氏やdoodoongoo氏と以前話したあるある話なのだが、とんでもなくキツかったりスゴい絶景に接する探索を終え、自宅でワクワクしながら写真を見返すと、肝心のシーンをほとんど撮っていないことがままある。脳裏にはっきり刻まれていて、当然何度もシャッターを切ったはずだと確信しているのに、全然写真が残っていないのだ。マジでカメラが壊れたのではないかと思ったりしたものなのだが、今ではそれは錯覚なのだと諦めている。そのような事を少しでも減らすために、とりあえずなるべく無闇矢鱈とシャッターを押すようにしてはいるのだが、この日はまったくシャッターを押していなかったのだ。。。orz

 

 

ここから三角点に向かう途中も、ぼちぼち苦労したのだが、残っている写真はこれ一枚。「大変だったぜ自慢」ができなくて無念(^-^;

 

 

そして、三角点を発見したときの一枚。撮ってはいたが、手前の木にピントが合ってしまっている(^-^;

 

 

予想はついていたのだが、周囲の様子は時折人が入ってきていることを伺わせるものだった。

 

 

とりあえず標石にタッチ。

 

 

「大切にしましょう三角点」

 

 

反時計回りに、

 

 

グルリと、

 

 

一周。

 

 

点の記には保護石が1つあると記載されていたのだが、本当にあったのだろうか??

 

 

二等三角点であることが示されている。

 

     ※     ※     ※

 

 

帰りのルートだが、これも少々苦労した。もと来た道から帰るには滑落を覚悟しなければならない。三角点周辺の様子から、安全に降りられる道があることは容易に見当がついたのだが、三角点の周囲には踏跡がなかった。少々焦ったが、しばらく山頂をウロウロしていたら、うまくふもとの農地に降りられる道を発見。結局、圏央道脇のここに降り立つことができた。この間の写真は、ほとんと使い物になるものがなし(^-^;

 

ということで、この残念な経験を踏まえて、アクションカメラの購入を検討することになったのだった。。。

 

 

 

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